白鳥大橋サイクリング(2)(後編)

(前編からの続き)

 時刻は9時半過ぎ、このまま会場を去るのは少々勿体無い気分だったので、会場内の食べ物屋のテントを巡ってみることにした。
 祝津公園展望台で朝食を済ませていたが、その時間から4時間近く過ぎていたし白鳥大橋サイクリングも走ったし、まあぶっちゃけ腹も減っていた訳である。

 食べ物屋のテントは20くらいは出ていただろうか。有り難いことに、そこで買った物を食べる用にテーブルとパイプ椅子が設置されており、ちょっとしたフードコートのようになっていたので、そこの一角を陣取って本日二度目の朝食と言うことになった。
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 食べ物屋のテントで買ってきたものその1は、こちらの味噌ラーメン。
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 それと室蘭と言えば豚肉の焼き鳥と言う事で、その2はその豚肉の焼き鳥(タレ)である。
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 やはり自転車で塩分が抜けてしまった体に、こういう食べ物は格別の旨さ! 良い食事を取らせてもらった。
 食事中にまたしても雨が降り出してきてしまったので、レインウェアを着ての食事だったのが少々残念ではあった。

 会場を出た後向かった先は、早朝にも立ち寄っていた"道の駅 みたら室蘭"。白鳥大橋の参加賞としてもらったソフトクリーム30円引き券を使うためである。
 ソフトクリームは道の駅の屋内での販売だったので、温かい屋内で雨に濡れずに食べることができた。
 ソフトクリームを食べ終わって外に出てみると、有り難いことに雨が止んでくれていたので、レインウェアを脱いでバッグローダに仕舞ってから道の駅を出発した。

 この後の予定について書いておく。
 実はこの後の走行ルート案は複数あり、わりとギリギリまで決めかねていたのが実情だったりする。
 案1: 室蘭~中山峠~札幌
 案2: 室蘭~苫小牧~札幌
 案3: 室蘭~苫小牧→<バス輪行>→札幌
 案4: 室蘭~洞爺湖→<バス輪行>→札幌
 案5: 室蘭(地球岬観光後)→<バス輪行>→札幌
 
 本日2日目は日曜日で明日は普通に仕事の日なので、あくまで明日を見据えた上でと言うことで、結局は案5に決定。
 乗車するバスは1時間に1本の便数だったので13:30、14:30、15:30の3本の何れか、乗車する停留所は始発の旧室蘭駅舎前とザックリ決めてあった。

 そんな訳で、次の目的地は地球岬。
 その地球岬へ行く途中にあるのが"旧室蘭駅舎"。帰りのバス輪行の乗車場所でもあるが、このタイミングで記念撮影しておいた。
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 旧室蘭駅舎から更に道なりに進むとあるのが現在の室蘭駅。こちらも折角なので記念撮影。
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 地球岬へは母恋駅正面の道を真っ直ぐ上がっていくのが分かりやすいので、今回もその経路を取ることにした。
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 ちなみに、母恋駅手前から輪西駅に掛けての国道36号が自動車専用になっている件は前編でも書いた通りである。
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 このあたりでまた雨が降ってきたので、レインウェアをまた引っ張り出して着ておいた。

 母恋駅正面の道に入った。
 この道は左右にお店が立ち並んでいる景観の道だが、今日は休業の店が多いようであまり活気がなかった。

 道は最初緩い登りで、徐々に傾斜がキツくなる形。多分、終盤の団地のある辺りが一番険しい区間になるかと思う。
 その険しい団地区間を越えると丁字路に差し掛かり、左方向が"トッカリショ"、右方向が"地球岬"となっていた。
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 "トッカリショ"という変わった地名について、自分はよく知らなかったので、少し調べたので紹介しておく。
 トッカリショは、『アイヌ語の「トカル・イショ」(アザラシ・岩)を語源とする。現在は岩ではなく、展望台下の砂浜を指す地名となっている。かつては、冬季になると室蘭近海にはアザラシが群れをなして集まったが、殊にこの海岸の岩場に数多く集まった。海抜80メートル前後の凝灰岩質の断崖が東側のイタンキ浜の近くまで連なっており、緑のベルトと奇岩の景観が印象的なことから室蘭市を代表する景勝地として室蘭八景の一つに選ばれている。また国の名勝「ピリカノカ」の一部に指定されている。 』(Wikipediaから抜粋)

 丁字路を右へ進み、さらに次の"地球岬"の青看板を左方向へ。やがて地球岬の駐車場へと到着した。二人とも汗だく、やはり地球岬までの登り坂は険しいと再認識するに至った。

 駐車場内にはロードバイク向けのサドルを引っ掛けるタイプの駐輪ラックが設置してあったので、そこに自転車をとめ、階段を登って展望台へと移動。
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 こちらがその地球岬の展望台である。
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 パッと見は分からなかったが、その話し声を聞くと、大半の人が中国人、台湾人、韓国人といったアジア圏の観光客のようだった。
 日本を訪れるインバウンドの傾向としては、最初は東京~京都~大阪の所謂ゴールデンルートを見て回るらしいが、そこで日本に興味を持つと2度3度と何度も観光に訪れる傾向があり、やがて地方の景勝地の方まで巡ったりするという話。この地を訪れている彼らはきっと相当の日本通なのだろう。

 私の安いデジカメではその機能は無いが、OさんのiPhoneのデジカメだとパノラマ写真が撮影可能だと言うことだったので、折角なのでそのパノラマ写真を載せておく。
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 グルっと360度。端々を繋ぐと地球は丸いと実感できる(はず)である。

 頭上には地球を模した球体があり、鐘がぶら下がっていた。
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 展望台の下段に移動。左下に見えるのが地球岬の灯台である。
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 地球が球体であることを再確認したところで、再び室蘭駅方面へと移動することにした。
 同じ道を進んだのでは面白くないと言うことで、往路で進んできた道には引き返さずに、今度は室蘭市役所のすぐ側に出る道へと進んだ。
 こちらの道は少々道幅が狭い上、クネクネとカーブが多いのが難点であるが、タイミング良く殆ど車が通りかからなかったのでまあ問題なかった。

 下まで坂を下り終わったところで、バス輪行に入る前に昼食を食べに行くことにした。(約6時間で3度めの食事と言う点は、まあ気にしないでおいてくれ)
 昼食を食べにやって来たのは、"天勝"という天丼のお店。室蘭駅の近くのアーケードの中にその店はあった。

 私は知らなかったが、この店は結構有名な店らしく、待ち行列は店内から溢れてその店外にまで続いていた。どうやら今日のイベントに参加した人達も折角だからと立ち寄っているらしい。まあ諦めて20分くらい待った。

 やがてやっとカウンター席に着いた後、注文したのがこちらの天丼(900円)。
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 人気メニューは特製天丼(1500円)らしかったが、タイミング悪いことに私達の前の人で売り切れてしまっていたw。だが普通の天丼の方も結構美味しかったので、待った甲斐はあったと思う。

 昼食後は旧室蘭駅舎前まで移動してきた。前述した通り、ここからバス輪行で札幌に帰るためである。
 旧室蘭駅舎のバス停前はちょっとした公園のようになっていたので、その公園内のベンチのところで輪行袋に入れる作業に入ることにした。
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 こちらは私の方で、フロントバッグとバックローダーを取り外した後、いつものように超速FIVE輪行袋へ自転車を入れた。
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 そしてこちらはOさんの自転車の方で、Oさんはモンベル社の"コンパクトリンコウバッグ クイックキャリー"という輪行袋に自転車を入れていた。
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 この輪行袋を使用したのは今回が初めてと言うことだったが、上から被せるタイプの輪行袋だったので簡単に収納できたと話していた。

 こちらはOさんの自転車から取り外したバッグ類。フロントバッグとサドルの後ろのバッグというスタイルで、私のと構成は近い感じである。
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 時刻は13:24。何とか13:30のバスに間に合わせることが出来た。
 時間的にそろそろバス停にバスがやって来そうなタイミングではあったが、トイレ(小の方)に行きたくなってきた。
 バス内にトイレがあるかは微妙なところだったので、ここはダッシュで旧室蘭駅舎の建物内のトイレへ行っておくことにした。

 トイレを済ませ建物の外に出ると、やはりバスは来ていた! バスの発車時刻を遅らせてしまっては他の人の迷惑になってしまうので、大急ぎでバス停へと戻ったのは言うまでもない。
 ちょうど運転手がトランクルームを開けていたタイミングだったので、それ程ロスタイムにはならずに輪行袋を積み込めたのは幸いだった。

 その積み込み作業終了後、Oさんと私はバスに乗車した。
 バスの車内は私達を入れても乗客が7~8人くらいだったと思う。まあガラガラだった。
 シートは2・2プラス真ん中に補助席のあるよく見かけるタイプ。空いている車内だったので、Oさんと私は並んで座ることはせず、同じ列のそれぞれの窓際に腰掛けた。やがて、バスは旧室蘭駅舎前を出発した。

 今回乗車したバスは、北海道中央バスの高速室蘭号というバスだったが、このバスは始発停留所の室蘭観光協会前(旧室蘭駅舎前)を発車した後は下道を走り、13もの停留所を経由して登別ICから高速道路に上がるという経路で走るバスとなっていた。
 その途中の13ヶ所の停留所からは思っていたよりも乗車する客が多く、最初ガラガラだったバス車内は登別ICに着いた時には補助席まで使用され、なんと!満員になってしまったのだった。それぞれ窓際に座っていたOさんと私の間に3人が挟まる形になるとは予想していなかったので驚いてしまった。

 今日は雨が降ったり止んだりの一日のようで、タイミング良く旧室蘭駅舎での輪行準備時は雨が止んでくれていたのは大助かりだったが、道央自動車道の苫小牧辺りからだったと思うが、この辺りからかなり激しく雨が降り出してきていたのが気掛かりだった。

 やがて高速室蘭号は大谷地バスターミナルに着いた。
 今回は大谷地バスターミナルでOさんと一緒にバスを降車し、その周辺で自転車を組み立てるのである。

 予想していた通り、大谷地駅周辺も大雨が降ったようで地面はずぶ濡れだった。ただここでも運が良かったのは、雨は小降りで、じきに止みそうな感じだった点である。(写真は大谷地バスターミナル裏にあるエコロードの東屋の屋根の下となっている)
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 輪行袋から自転車を出し、前輪とバッグ類を取り付け終わったのが下の写真。時刻は16時過ぎとなっていた。
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 明日は普通に仕事なので、今回のライドはここまでとし、ここからはエコロードを走り、途中Oさんと別れ、それぞれ自宅へと帰った形になる。
 
 2日目は走行距離自体はそれ程でもないが、今回の最大の目玉である白鳥大橋を走ったり、その後地球岬を見に行ったり、美味しいものを食べたり、バス輪行したりと盛り沢山の一日だったと思う。
 特に白鳥大橋の上を走ったのは、今後もう二度とその機会が訪れないかもしれない可能性を考えると、貴重な体験になったと思う。
 写真ではお見せ出来なかったが、白鳥大橋の上から見た景色は素晴らしかったし、イベントのお祭り感はかなり楽しかったしで、今回のツアーは本当に良い思い出になったと思う。

■走行ルート

■2018/10/14(日) 晴れのち雨
 ルート:  東室蘭~白鳥大橋~地球岬~旧室蘭駅舎→<バス輪行>→大谷地~栄町>
 走行距離:  54.76km
 平均速度:  14.7km/h
 最高速度:  53.3km/h
 獲得標高:  480m

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この記事へのコメント

2019年04月08日 17:49
凄く楽しそうなイベントに参加してたんだね。
今しか走れないなんて、テンションあがるよね。

いいなぁ。
2019年04月08日 19:27
んさんやHさんとも何かの自転車イベントで走ってみたいですね~。差し当たっては毎年開催されている『北海道スポーツサイクルフェスティバル』(つどーむ)あたりとか。まあ予定が合えばですが。

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