【日本一周ツーリング1周目(64)】【2018年春(3)】富山~糸魚川

 2018年春のツーリング3日目の朝を昨日に続き2日連続東横INNの客室で迎えた。
 今日の起床時間は昨日より少しだけ早い6時30分。折角、無料朝食のある東横INNに泊まったので、その朝食を食べてから出発しようと思い、その開始時刻(7:00~)に合わせての起床時刻だった。
 7時5分くらい前、1階の朝食会場へ到着。朝食開始が7時なのは間違いなかったのだが、既に食べている人はいるし、待ち行列は30人くらはいるし…状態だった。
 多分だが、早くからたくさん並んでしまったので早めに開始になったと予想。昨日のチェックイン時のロビーの状態から予想はしていたが、やはりここも中国人が大多数だった。
 そんな訳で、こちらが今朝の朝食。
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 本当は生野菜サラダが食べたかったが、まあ無料朝食なのであまり文句は言えないだろう。
 朝食を終えて部屋に戻った後は、荷物を持って速攻でフロントへ行きチェックアウトした。
 東横INNを出た後は、信号交差点を渡り、エレベータに乗って愛車の待つ地下駐輪場へ移動した。
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 7時半という早朝の時間帯ではあったが、周囲の自転車は2割くらい既に出発済みらしく、昨日よりも随分密集具合が緩くなっていた。

 自転車を駐輪ラックから降ろし、前輪後輪の空気圧を調整し、チェーンオイルをチェーンの一コマ一コマに丁寧に差した。そして、取り付けと取り外しがあまりスムーズでなかったので、サイドバッグの留め具の位置を少し調整し直した。
 それと、1日目と2日目は大都市圏だったので悪戯が心配で敢えて取り付けていなかったが、今日からはまあ大丈夫かな?と言うことで、いつもの旅のシンボルマーク、ホクレンフラッグも取り付けておいた。
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 準備が整ったのは7時50分頃となったが、そろそろ出発しよう。

 エレベータに自転車ごと乗り込み地上階へ。そして富山駅前の道に出た。
 富山駅前の道を東へ行き、県道172号を左折した後は高架下をくぐって真っ直ぐ海へ向かって走った。
 
 今日の目的地は記事タイトルにある通り糸魚川を予定している。その糸魚川へ向かうなら北陸の大動脈国道8号を進むのが最短だし、道に迷う心配がなく分かりやすいのだが、実は今日その国道8号を走るのはそう多くない距離になる見込みである。その理由はと言うと、富山市から糸魚川市へのルートだと、そのルートの大部分で自転車道を走行可能だからである。これは自転車乗りとしては走らずにはいられないだろう。
 そんな訳で、まずは県道172号と海岸沿いの道との交差点手前で対向車線側の歩道へ移動。おお、あった!自転車道の看板!
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 看板によると、自転車道の名称は"富山 朝日自転車道"というらしい。ツーリングマップ的にはここが"しんきろうサイクリングコース"の始点のように記されていたが、どうやらその"しんきろうサイクリングコース"は既に始まっており、それを横切って"富山 朝日自転車道"という別の自転車道へ入ることになるらしい。
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 富山朝日自転車道に入り少し進むと松林の隙間からすぐに海が見えてきた。初っ端からなかなか雰囲気の良い自転車道と言う印象だった。
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 綺麗な青空に、ジリジリ来る真夏のような日差し、今日も暑くなりそうだ。
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 左側に壁のような松林。そしてその松林越しに海が見える景色が楽しい区間だった。
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 更に進むと、両側が松林のこんな道に変わった。
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 更に進むと、そのまま意図せずキャンプ場の真っ只中を貫いていったの驚いてしまった。
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 キャンプ場ゾーンを抜けると、一般道に合流した後こちらの橋を渡ったのだが、この橋越しに見えた日本アルプスの山々がもう神がかった美しさだった!
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 橋の左側は砂浜の海岸だった。
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 橋を越えた後も暫く一般道を進むようだったが、道路端に水色のラインが引かれているので迷わず進めた。この水色ラインを見ると、数年前に走った しまなみ海道が懐かしく思い出された。
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 交差点で写真のように右折左折のマークが描かれている点も しまなみ海道と同じだった。
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 海岸線のこちらの漁港を過ぎたところから再び独立した自転車道になった。
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 コンクリートの上の道は潮風が気持ち良かった。
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 少し進むと右側が水田に変わった。
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 こんな田んぼの横スレスレを自転車で走れるとは思っていなかったので嬉しくなってきた。

 自転車道の名称は写真にあるようにいつの間にか"富山湾岸サイクリングコース"となっていた。
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 右折方向も直進方向も"富山湾岸サイクリングコース"となっており、ちょっと初見殺しの案内標識だったが、取り敢えず、前方を走っていた人についていく形で直進した。

 この辺りで見えた日本アルプスもまた格別だった。
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 その日本アルプスをバックに、なぜか観覧車がポツンと見えていた。
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 更に自転車道を進むと、その観覧車の前に辿り着いた。ん?営業前だろうか? 全然人がいなかった。
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 自転車道はまだまだ続く、道は良いし景色も良い。ここは想像以上に楽しい自転車道だった、来て良かった。
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 自転車道の名称は、"富山 朝日自転車道"でも"富山湾岸サイクリングコース"でもなく、いつの間にか"しんきろうサイクリングコース"になっていた。
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 時々一般道に水色ラインが引かれた道路に変わる区間はあったが、どこも気持ちよく走れる道路ばかりだったのでそれ程不満はなかった。
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 この写真を撮って、そしてドリンクを飲んで休憩していると、左手の歩道を歩いていた初老の女性から「こんにちは!どこから来たの?」と話し掛けられた。
 私は、北海道の札幌から来たことをまず伝え、その後、今回のゴールデンウィークの旅は小松空港出発で、今日が3日目であることを伝えた。それを聞き女性は、昔北海道に住んでいた時期があった事を懐かしそうに私に話していた。北海道在住時は楽しいことも多かったが、寒さに負けてその後富山に戻ってきたと言う話だった。それと、この辺りはよく蜃気楼が見える場所として有名だと教えてくれた。「なるほど、だからここの自転車道は"しんきろうサイクリングコース"なのか~」と私が納得していると、女性はここが"しんきろうサイクリングコース"だというのを知らなかったと言っていた。
 ドリンク休憩を終え、そろそろ出発することを伝えると、女性は「気をつけてね~」と声を掛けてくれて、そして手を振って見送ってくれた。

 橋を渡った先で"しんきろうサイクリングコース"は再び独立した自転車道となった。
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 目まぐるしく周囲の風景を変えるこの自転車道、この辺りなんか水田地帯のど真ん中で左右完全に水田! なんてところに自転車道を作っているんだろう! もう凄すぎ!
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 水田の水に空が映り込んでいる美しい風景! こんな素敵な場所を走らせて貰えてこの自転車道にはホントに感謝の言葉で一杯だった。
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 終盤はずーっと一般道の道路端に水色ラインの道になってしまったものの、交通量の少ない道路ばかりだったのであまりストレスなく走行できた。

 そんな長きに渡って今日私を楽しませてくれた自転車道3路線("しんきろうサイクリングコース"と"富山 朝日自転車道"と、あと一瞬だけ姿を表した"富山湾岸サイクリングコース")だったが、ここで唐突に"終点"の文字。そしてその文字の上で途切れてしまっている水色ライン。
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 非常に残念だが、どうやらここで自転車道は終点らしい。
 場所的には、"越中宮崎駅"の前だった。
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 自転車道併用区間は終わってしまったが線路沿いにまだ道は続いており、まだ国道に合流せず進めそうだったのでそのまま直進することにした。
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 線路沿いの道は少し走るとやがて丁字路のところで終了となってしまった。丁字路を右へ行くと国道8号方面で、多分こちらへ行くのが無難なところ。丁字路の左側は海岸沿いギリギリのところの堤防上の道に繋がっている感じ。
 国道8号の方は登坂車線の看板が見えるので合流後すぐに急坂となりそうな感じ。堤防上の道は平坦な道だが、行き止まりになっていそうな雰囲気がある。さてどうしたものか?
 と、そんな感じで思慮に耽っている私を追い越していくロードバイクあり。そのロードバイクは左へ折れて堤防上の道へ進むようだった。ちょっと迷ったが、このロードバイクはここを抜けて先へ進むものと決めつけて、同じ堤防上の道を進んでみることにした。

 少し進むと、有難いことに私の後ろから別のロードバイクが近づいてきたので、そのロードバイクの人にこの道について聞いてみることにした。
 そのロードバイク乗りが言うには、その人もここは初めて通るらしいが、一瞬だけ砂利道になるものの登坂車線の先の国道8号へ合流できると知り合いから聞いて今日はここに来たと言う話。それを聞いて私もこのまま進んでみることにした。

 結果、ロードバイク乗りの言う通り、無事に国道8号に合流できた。登坂車線区間も越えずに済み余計な労力を使わずに済んで良かった。
 その直後、こちらの富山県と新潟県の県境に差し掛かった。時刻は11:44だった。そろそろ昼食にしたいかも。
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 県境から500mくらい、いいところにこちらの道の駅。よし、ここで昼食にしよう!
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 この道の駅では二輪用の駐車スペースがあったので私もそこへ。
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 私の自転車にはスタンドがないので、奥の壁のところに立て掛ける形で駐車した。

 この辺りでは、たら汁ともつ煮込みが名物とツーリングマップルに記載があったので、こちらの"たら汁定食"(980円)を注文して昼食に食べた。
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 名物と言うだけあり結構おいしかった。なんて言うかホッとする味だった。

 道の駅"越後市振の関"を出発し、海岸沿いの国道8号を進んだ。
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 この辺りはツーリングマップルには『へばりつくように走る断崖絶壁路は迫力』と記載がある路線で、かなり海スレスレのところに道が切ってあり、覆道やトンネルが連続する区間だった。

 その内の一つ、天嶮トンネル。
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 このトンネルでは自転車はトンネル横の旧道へ迂回してほしいようなので、その旧道の方へ行くことに。ツーリングマップルによるとその旧道の方を進むと、"親不知"という景勝地も見られるようなのでちょうど良さそうだった。

 こちらがその旧道。
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 トンネルならほぼアップダウンなく真っ直ぐ抜けられると思うが、旧道の方はそれなりに登って行く必要があった。
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 そして景勝地の"親不知"。
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 この辺りの断崖絶壁は昔の旅人が難所としていたと言う話。
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 能登半島の見える方向が示されていたが、海上はあいにくの霧で能登半島は見えなかった。
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 旧道の下り坂を下りると国道8号に再合流となった。
 やがて14時少し前頃、今日の目的地糸魚川市へと入った。今日の宿泊先はその糸魚川市の美山公園内にあるキャンプ場を予定している。
 
 美山公園へ向かうのに市街地手前の姫川のところで国道を離れた。そして県道368号と県道222号を進み、こちらの踏切を渡ってその敷地内を目指したのだが、ここから先は距離は短かったものの結構登り傾斜がキツかった。
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 そんな急坂に息を切らせてやっとこちらの美山公園の裏側のゲートに辿り着いたのは14:10。
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 まずはキャンプ場の受付を済ませるため、管理棟へと移動した。
 事前に予約は済ませてあったので、その予約者氏名を名乗り、テント一張一泊の950円を払った。

 利用料を支払った後は、テントサイトに向かうのに場内を移動した。
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 美山公園は緑が多い上、敷地内にゴルフ場と野球場と陸上競技場のある結構大きい公園だった。
 
 テントサイトに着いた。
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 林間のサイトと上の写真の開けた草地のサイトがあり、林間サイトの方はデイキャンプの集団で騒がしかったので、草地のサイトの方にテントを設営することにした。
 奥の方の静かそうな、この辺りにしようと荷物を広げたのが下の写真。
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 テントの設営が終わった状態なのが下の写真。
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 去年のゴールデンウィーク以来の約1年ぶりのテント設営だったが、どうやら体が覚えているらしく全然手間取ることはなかった。

 時刻は15時、暗くなる前に入浴と買い出しを済ませるべく出掛けることにした。
 ちなみに、テントサイトの木々の間から見えた景色がこちら。
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 こうして見ると、急な坂を結構な高さまで登っていたんだなぁを思った。

 来る時にハアハアして登ってきた公園の裏道を一気に下り、姫川沿いにあるこちらの"ひすいの湯"へやって来た。
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 ゆすいの湯は、屋内に複数の湯船それと屋外に露天風呂を備えた結構大きい日帰り温泉施設で、予想していたものよりも遥かに良く、今日一日の走行の疲れなどすっかり消し飛んでくれた。

 ひすいの湯の食堂で夕食にする手もあったが、まだ夕食にするには時間が早かったので、帰り道の途中のセブンイレブンで買ってキャンプ場で食べることにした。明日の朝食のパンもセブンイレブンで合わせて買っておいた。

 美山公園の裏の登り坂は、折角風呂でサッパリした後なので、あまり汗をかかないようにゆっくり目に登った。まあ今回は荷物一式がなかったのでそれ程ハアハアせず済んだが・・。

 自分のテントに帰ってきた。
 林間サイトで騒いでいたデイキャンプ組は撤収したらしく、そちらはすっかり静かになっていた。

 草地の方のサイトは、少し上の写真に写っている大きなテントのファミリーキャンパー一組、ライダー二人組という利用者だった。
 林間サイトのベンチが空いていたそこで夕食を食べていると、徒歩ダーと思われる若いソロキャンパーが新たに1人やって来て、ファミリーキャンパーと私のテントの間に自分のテントを張っていた。
 林間サイトの方、暫くは静かだったが、暗くなった頃に10人くらいのオートバイの団体が来てテントを設営している感じだった。それでもそれ程騒がしくする人もおらず、マナーの良い利用者ばかりだったので割と居心地の良いキャンプ場だった。そんな感じで3日目の夜は更けていった。

■走行ルート

■2018/04/30(月) 晴れのち曇り
 ルート:  富山~糸魚川
 走行距離: 95.44km
 平均速度: 18.0km/h
 最高速度: 43.7km/h
 獲得標高:  567m
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 宿泊地:  新潟県糸魚川市
 宿泊先:  糸魚川市 美山キャンプ場

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