【日本一周ツーリング1周目(60)】【2017年春(8)】天橋立~敦賀
8日目の朝を天橋立オートキャンプ場で迎えた。今朝の起床時刻はAM4:00だった。
昨晩はぐっすり眠れたとは言い難く(理由は前回の記事を参照)、あと5分とか言って二度寝したい気分だったが、今日の走行予定があるので、そうも言っていられないし、頑張って起きることにした。
身支度を整え、朝食を食べ、テントの中を片付けて、車体の整備をして・・と、いつものように徐々に出発準備を整えていった訳だが、今日はどうも体の動きが鈍い。起床後2時間経過でいつもならキャンプ場出発準備完了になるところだが、今日は起床後2時間経過のAM6:00でまだテントの撤収作業を残していた。
結局AM6:30、キャンプ場出発の準備が整った。
昨日の夜の件で、嫌味の一つでも言ってやろうかと思っていたが、結局管理人一家は誰も起きてこなかったので、それは諦めることにした。
今日の走行ルートについてだが、敦賀までを予定している。もしかしたら舞鶴港から新日本海フェリーに乗って北海道に帰ると予想していた人もいたかもしれないが、今回の旅はもうちょっとだけ行く予定である。
左足のアキレス腱痛は相変わらず続いていたので、今日は朝食を食べてすぐにロキソニンを服用していた。その朝食から既に1時間経過していたので、現在はロキソニンの効果が出ていてアキレス腱の痛みは感じなくなっていた。やはりロキソニンの効能は絶大、取り敢えずこれで今日も走れそうである。 ・・・まあ無理しているのは自覚している。
キャンプ場を出発した。
左手に海岸を見ながら府道2号を進むと、すぐに国道176号に合流した。
今日走るルートは、リアス式海岸として知られる若狭湾をほぼ一日走るルートとなっている。難所であるとは思うが、それでも獲得標高の数値で見ると昨日のルートの方が遥かに険しいことになっているし、まあ走行ペースを控えめにして走れば十分持ちこたえてくれる筈(それもあってのAM4起床だった)、まあ今日も元気に行きましょう~!
国道番号は176号から178号に変わり、更に175号に変わり、舞鶴港が近づいてきた。
路側帯の白線はいつの間にか白と水色のラインに変わっていたのだが、この路側帯を見ると数年前に走った"しまなみ海道"のことが懐かしく思い出された。
ちなみに、水色のラインに書かれている"舞鶴港とれとれセンター"は、道の駅の施設名である。
折角なのでその道の駅に立ち寄ることにした。
今日はキャンプ場出発時点では若干肌寒く感じたので、ウインドブレーカーを着て走り出していたが、まだまだ早朝という時間帯なのに、もう日差しが強く大分暑くなっていた。そんな訳で、ここでウィンドブレーカーを脱いで、こちらのサンオイルを塗っておいた。
一応サンオイルの分類になるものの、オイルフリーでベタつかないし、清涼感もあってなかなか自分の中では気に入っている商品である。素直に日焼け止めにすれば?と言う意見もあると思うが、真っ白な肌のチャリダーというのはどうも格好悪いと言うのが自分の中のイメージ。チャリダーはやはり小麦色の肌でないとだめだと自分は思う(異論は認める)。
舞鶴市街を走っているうちに、またしても道路番号が変わり、今度は国道27号になっていた。ある程度下調べして来てはいたが、これだけ道路番号がころころ変わると流石にちょっと混乱気味である。
舞鶴港には海上自衛隊の基地があり、見学可能日以外の一般人の進入は禁止となっているらしい。今日はその見学可能日ではないようだが、その進入口のフェンスに人集りができており何やらみんな熱心にカメラで写真を撮っている様子。ちょっと気になったので、私も自転車を止めて同調してみることにした。
フェンス越しなのでちょっと迫力に欠けるものの、カッコイイ船舶を写真に収めることができたので2点掲載しておく。
新日本海フェリーの乗り場として有名な舞鶴フェリーターミナル。今回は乗船する予定はないものの、折角なので記念撮影でもと思っていた。
その舞鶴フェリーターミナルは、自衛隊基地を過ぎて少し進んだところで見かけた"舞鶴港 前島埠頭"という看板、ここを左折すれば行けたらしいのだが、そうとは全く知らずに思いっきり通り過ぎてしまった。気付いた時に引き返そうかと少し考えはしたが、今日は痛み止めを飲んで無理をしている状態だったし、無理はせず止めておくことにした。
舞鶴を抜けると、京都府と福井県の県境に差し掛かった。これで今回の旅7県目である。
若狭湾の海岸線沿いを進んでいった。下の写真は10時頃に見えた白砂の砂浜。
下の写真は、11時過ぎに見えた入り江。
海岸線の形に変化があって走っていて楽しい区間だった。予想していたよりもアップダウンが少なめだったのも良かった。
小浜町に入った。12時少し前という時刻になっており、この辺りでそろそろ昼食にしたいと思っていた。
気分的には広めのボックス席を備えたファミレスにでも入って、ゆったりしたいところだったが、あいにく国道27号沿いには希望に沿う店はなかった。
周辺にあった店は、丸亀製麺、マクドナルド、すき家。何となく米が食べたかったので、すき家に入ることにした。
裏の駐車場のフェンスに自転車を立て掛けて、フェンスに地球ロックしてから店内へと入った。
昼食はサラダと生玉子と味噌汁が付いた大盛の牛丼にした。
早朝に飲んだロキソニンの効果が切れ掛かっていたので、ここでロキソニンを飲んでおいた。
小浜町から先の海岸線は少し地形が複雑になっているらしく、その区間、国道27号は山間部へと入り、代わって国道162号と県道が海岸線の道となっている。
アキレス腱の件がなければ迷うことなく海岸線の国道162号を進むところだが、今は旅を無事に終えることが出来るかどうかの瀬戸際。ここは大人しく国道27号を進むことにした。
予想通り山間部へ入った筈だったが、その道はそれ程険しくはなく、足が痛くなることもなく無事に通過できた。
まあ足の方が大丈夫だったのは良かったが、今日履いていたレーパンが安物だったせいか、尻が痛いのが辛かった。それと、ハンドルバーを握る掌もここに来て痛くなっていたのが辛かった。
国道27号は再び海岸線に出て、もう少しで敦賀というところまで来た。
午前中の舞鶴港に続き、敦賀港も新日本海フェリーの乗り場として有名な港となっている。もしかしたら今回の旅の終点を敦賀港と予想した人もいるかもしれないが、これも不正解である。
但し、敦賀は旅の終点ではないものの、今日の終点(宿泊地)となっており、市内の外れにある"野坂いこいの森"という施設内のキャンプ場を今日の宿泊先として確保してあった。
"野坂いこいの森"は国道27号から外れて県道225号に入り、さらに県道225号を外れて山間部にある高速道路の裏のような場所にある施設。
それでも何とか到着。Googleマップがなかったら辿り着けなかったかも? と言うくらい到着難易度が高い場所だった。
野坂いこいの森の場内に入り、まずはキャンプの受付をするために場内の管理棟へ向かった。
私は一ヶ月前くらいに電話で予約してあったので、予約済みであることとその氏名を名乗った。そしてキャンプ場の受付をしたい旨を伝えると、管理棟の中の人の一人が「今日はキャンプ場利用者が多いので、もうテントを張る場所はないかも?」と無責任なことを言う。これには少し頭にきて「じゃあ何のために予約を受けているんですか?」と思わず突っかかってしまった。
まあこれ以上文句を言うのは、本当にテント設営場所が無かった時にしようと決め、取り敢えずテントサイトへ向かうことにした。ちなみにここは持ち込みテントは無料となっており、帳簿に記名するのみだった。
管理棟は野坂いこいの森の施設内の下の方にあり、テントサイトへはそこから登って行く形。場内の急な坂を登って行くと、まずはこちらのキャンプファイヤー場と炊事場があった。
そのすぐ近くに"林間キャンプ場"の看板。ここから急坂を登ると林間キャンプ場のテントサイトに至るらしいが、ちょっと自転車を押して登るには辛い傾斜の坂。
場内の地図を見ると上の方に第2キャンプ場というのもあるらしいし、林間キャンプ場へは上の駐車場のところからも入れるようだし、取り敢えず上まで行ってみることにした。
急坂を登り上の駐車場のところまで来た。
ここから更に上に行けるが、上の方はバンガローのエリアになっているのでテント泊の私には縁のない場所だった。
前述した第2キャンプ場の方は、駐車場からすぐにところにあり利便性が高いためか、家族連れの大きなテントがひしめいていて、ちょっと無理そうだった。
駐車場内には綺麗なトイレがあった。先程のキャンプファイヤー場にもトイレがあったので、まあ近い方を利用することになるだろう。
管理棟での受付の時に、自転車をテントサイトへ持ち込むことを承諾してもらってはいるが、林間キャンプ場内の傾斜は場内の車道の比ではなく、転倒でもしたら林間キャンプ場の下まで転げ落ちてしまいそうな感じで、荷物満載の自転車を押して下るのは無理だった。
そこで、リアキャリアからサイドバッグとテント一式を外し、フロントバッグも外し、まずは自転車のみを担いで林間キャンプ場へと降りていった。
下の写真のように、"いこいの森"という施設名も頷ける居心地の良さそうな林間サイトと言う印象だった。
林間キャンプ場内は急斜面だったものの、テント床が30個くらい設置してあるテントサイトとなっており、空き区画は5~6箇所あった。管理棟の管理人が変なことを言うから心配だったが、どうやらそれは杞憂に終わったらしい、良かった。
取り敢えず、上の駐車場から一番近いテント床が空いていたので、そこにテントを張ることに決め、そこに自転車を置き、再びバッグ類を取りに上の駐車場へ戻った。
サイドバッグとテント一式とフロントバッグを手に、自転車を置いたテント床に再び戻ってきた後は、そこから休まずにさっさとテントを張った。
フライシートを裏返しにしているのは、今朝のキャンプ場で朝露で濡れていた状態でテントを畳んでおり、テントが濡れていたためで、まずは濡れたテントを乾かしたかったためである。
今日は気温が高く濡れたテントはあっという間に乾いてくれたので、裏返しだったフライシートを正しい状態にしてテントを設営し直した。これで今日の寝床は完成である。
キャンプ場周辺に食事のできる店や食料品を購入可能な店がないのは、事前に調べていて分かっていたので、今回もキャンプ場に来る前にコンビニで買い物を済ませてあった。そんな訳で今日の夕食はコンビニのおにぎり2個と惣菜、それと緑茶。
食事を終えた後は入浴といきたいところだが、風呂屋は周辺にないし、キャンプ場内にシャワーもなかったので、今日は濡れタオルで我慢することにした。
左足のアキレス腱は今日も何とか保ってくれたのは助かったが、日中痛みを感じた掌の様子が少し気がかりだった。
ゲルのパッド入りのグローブをしていたし、バーテープもクッション性の高いものを使っているので、そうそう痛くならない筈と高を括っていたのだが、下の写真のように掌底部が赤く腫れ上がったような感じになっていた。
テント内でまどろんでいると、すぐに日が落ちて真っ暗になってしまった。昨夜はあまり眠れなかったので、今日は早々に休むことにした。
■走行ルート
■2017/05/04(木) 晴れ
ルート: 天橋立~敦賀
走行距離: 113.11km
平均速度: 15.5km/h
最高速度: 41.6km/h
獲得標高: 931m
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宿泊地: 敦賀
宿泊先: 野坂いこいの森
昨晩はぐっすり眠れたとは言い難く(理由は前回の記事を参照)、あと5分とか言って二度寝したい気分だったが、今日の走行予定があるので、そうも言っていられないし、頑張って起きることにした。
身支度を整え、朝食を食べ、テントの中を片付けて、車体の整備をして・・と、いつものように徐々に出発準備を整えていった訳だが、今日はどうも体の動きが鈍い。起床後2時間経過でいつもならキャンプ場出発準備完了になるところだが、今日は起床後2時間経過のAM6:00でまだテントの撤収作業を残していた。
結局AM6:30、キャンプ場出発の準備が整った。
昨日の夜の件で、嫌味の一つでも言ってやろうかと思っていたが、結局管理人一家は誰も起きてこなかったので、それは諦めることにした。
今日の走行ルートについてだが、敦賀までを予定している。もしかしたら舞鶴港から新日本海フェリーに乗って北海道に帰ると予想していた人もいたかもしれないが、今回の旅はもうちょっとだけ行く予定である。
左足のアキレス腱痛は相変わらず続いていたので、今日は朝食を食べてすぐにロキソニンを服用していた。その朝食から既に1時間経過していたので、現在はロキソニンの効果が出ていてアキレス腱の痛みは感じなくなっていた。やはりロキソニンの効能は絶大、取り敢えずこれで今日も走れそうである。 ・・・まあ無理しているのは自覚している。
キャンプ場を出発した。
左手に海岸を見ながら府道2号を進むと、すぐに国道176号に合流した。
今日走るルートは、リアス式海岸として知られる若狭湾をほぼ一日走るルートとなっている。難所であるとは思うが、それでも獲得標高の数値で見ると昨日のルートの方が遥かに険しいことになっているし、まあ走行ペースを控えめにして走れば十分持ちこたえてくれる筈(それもあってのAM4起床だった)、まあ今日も元気に行きましょう~!
国道番号は176号から178号に変わり、更に175号に変わり、舞鶴港が近づいてきた。
路側帯の白線はいつの間にか白と水色のラインに変わっていたのだが、この路側帯を見ると数年前に走った"しまなみ海道"のことが懐かしく思い出された。
ちなみに、水色のラインに書かれている"舞鶴港とれとれセンター"は、道の駅の施設名である。
折角なのでその道の駅に立ち寄ることにした。
今日はキャンプ場出発時点では若干肌寒く感じたので、ウインドブレーカーを着て走り出していたが、まだまだ早朝という時間帯なのに、もう日差しが強く大分暑くなっていた。そんな訳で、ここでウィンドブレーカーを脱いで、こちらのサンオイルを塗っておいた。
一応サンオイルの分類になるものの、オイルフリーでベタつかないし、清涼感もあってなかなか自分の中では気に入っている商品である。素直に日焼け止めにすれば?と言う意見もあると思うが、真っ白な肌のチャリダーというのはどうも格好悪いと言うのが自分の中のイメージ。チャリダーはやはり小麦色の肌でないとだめだと自分は思う(異論は認める)。
舞鶴市街を走っているうちに、またしても道路番号が変わり、今度は国道27号になっていた。ある程度下調べして来てはいたが、これだけ道路番号がころころ変わると流石にちょっと混乱気味である。
舞鶴港には海上自衛隊の基地があり、見学可能日以外の一般人の進入は禁止となっているらしい。今日はその見学可能日ではないようだが、その進入口のフェンスに人集りができており何やらみんな熱心にカメラで写真を撮っている様子。ちょっと気になったので、私も自転車を止めて同調してみることにした。
フェンス越しなのでちょっと迫力に欠けるものの、カッコイイ船舶を写真に収めることができたので2点掲載しておく。
新日本海フェリーの乗り場として有名な舞鶴フェリーターミナル。今回は乗船する予定はないものの、折角なので記念撮影でもと思っていた。
その舞鶴フェリーターミナルは、自衛隊基地を過ぎて少し進んだところで見かけた"舞鶴港 前島埠頭"という看板、ここを左折すれば行けたらしいのだが、そうとは全く知らずに思いっきり通り過ぎてしまった。気付いた時に引き返そうかと少し考えはしたが、今日は痛み止めを飲んで無理をしている状態だったし、無理はせず止めておくことにした。
舞鶴を抜けると、京都府と福井県の県境に差し掛かった。これで今回の旅7県目である。
若狭湾の海岸線沿いを進んでいった。下の写真は10時頃に見えた白砂の砂浜。
下の写真は、11時過ぎに見えた入り江。
海岸線の形に変化があって走っていて楽しい区間だった。予想していたよりもアップダウンが少なめだったのも良かった。
小浜町に入った。12時少し前という時刻になっており、この辺りでそろそろ昼食にしたいと思っていた。
気分的には広めのボックス席を備えたファミレスにでも入って、ゆったりしたいところだったが、あいにく国道27号沿いには希望に沿う店はなかった。
周辺にあった店は、丸亀製麺、マクドナルド、すき家。何となく米が食べたかったので、すき家に入ることにした。
裏の駐車場のフェンスに自転車を立て掛けて、フェンスに地球ロックしてから店内へと入った。
昼食はサラダと生玉子と味噌汁が付いた大盛の牛丼にした。
早朝に飲んだロキソニンの効果が切れ掛かっていたので、ここでロキソニンを飲んでおいた。
小浜町から先の海岸線は少し地形が複雑になっているらしく、その区間、国道27号は山間部へと入り、代わって国道162号と県道が海岸線の道となっている。
アキレス腱の件がなければ迷うことなく海岸線の国道162号を進むところだが、今は旅を無事に終えることが出来るかどうかの瀬戸際。ここは大人しく国道27号を進むことにした。
予想通り山間部へ入った筈だったが、その道はそれ程険しくはなく、足が痛くなることもなく無事に通過できた。
まあ足の方が大丈夫だったのは良かったが、今日履いていたレーパンが安物だったせいか、尻が痛いのが辛かった。それと、ハンドルバーを握る掌もここに来て痛くなっていたのが辛かった。
国道27号は再び海岸線に出て、もう少しで敦賀というところまで来た。
午前中の舞鶴港に続き、敦賀港も新日本海フェリーの乗り場として有名な港となっている。もしかしたら今回の旅の終点を敦賀港と予想した人もいるかもしれないが、これも不正解である。
但し、敦賀は旅の終点ではないものの、今日の終点(宿泊地)となっており、市内の外れにある"野坂いこいの森"という施設内のキャンプ場を今日の宿泊先として確保してあった。
"野坂いこいの森"は国道27号から外れて県道225号に入り、さらに県道225号を外れて山間部にある高速道路の裏のような場所にある施設。
それでも何とか到着。Googleマップがなかったら辿り着けなかったかも? と言うくらい到着難易度が高い場所だった。
野坂いこいの森の場内に入り、まずはキャンプの受付をするために場内の管理棟へ向かった。
私は一ヶ月前くらいに電話で予約してあったので、予約済みであることとその氏名を名乗った。そしてキャンプ場の受付をしたい旨を伝えると、管理棟の中の人の一人が「今日はキャンプ場利用者が多いので、もうテントを張る場所はないかも?」と無責任なことを言う。これには少し頭にきて「じゃあ何のために予約を受けているんですか?」と思わず突っかかってしまった。
まあこれ以上文句を言うのは、本当にテント設営場所が無かった時にしようと決め、取り敢えずテントサイトへ向かうことにした。ちなみにここは持ち込みテントは無料となっており、帳簿に記名するのみだった。
管理棟は野坂いこいの森の施設内の下の方にあり、テントサイトへはそこから登って行く形。場内の急な坂を登って行くと、まずはこちらのキャンプファイヤー場と炊事場があった。
そのすぐ近くに"林間キャンプ場"の看板。ここから急坂を登ると林間キャンプ場のテントサイトに至るらしいが、ちょっと自転車を押して登るには辛い傾斜の坂。
場内の地図を見ると上の方に第2キャンプ場というのもあるらしいし、林間キャンプ場へは上の駐車場のところからも入れるようだし、取り敢えず上まで行ってみることにした。
急坂を登り上の駐車場のところまで来た。
ここから更に上に行けるが、上の方はバンガローのエリアになっているのでテント泊の私には縁のない場所だった。
前述した第2キャンプ場の方は、駐車場からすぐにところにあり利便性が高いためか、家族連れの大きなテントがひしめいていて、ちょっと無理そうだった。
駐車場内には綺麗なトイレがあった。先程のキャンプファイヤー場にもトイレがあったので、まあ近い方を利用することになるだろう。
管理棟での受付の時に、自転車をテントサイトへ持ち込むことを承諾してもらってはいるが、林間キャンプ場内の傾斜は場内の車道の比ではなく、転倒でもしたら林間キャンプ場の下まで転げ落ちてしまいそうな感じで、荷物満載の自転車を押して下るのは無理だった。
そこで、リアキャリアからサイドバッグとテント一式を外し、フロントバッグも外し、まずは自転車のみを担いで林間キャンプ場へと降りていった。
下の写真のように、"いこいの森"という施設名も頷ける居心地の良さそうな林間サイトと言う印象だった。
林間キャンプ場内は急斜面だったものの、テント床が30個くらい設置してあるテントサイトとなっており、空き区画は5~6箇所あった。管理棟の管理人が変なことを言うから心配だったが、どうやらそれは杞憂に終わったらしい、良かった。
取り敢えず、上の駐車場から一番近いテント床が空いていたので、そこにテントを張ることに決め、そこに自転車を置き、再びバッグ類を取りに上の駐車場へ戻った。
サイドバッグとテント一式とフロントバッグを手に、自転車を置いたテント床に再び戻ってきた後は、そこから休まずにさっさとテントを張った。
フライシートを裏返しにしているのは、今朝のキャンプ場で朝露で濡れていた状態でテントを畳んでおり、テントが濡れていたためで、まずは濡れたテントを乾かしたかったためである。
今日は気温が高く濡れたテントはあっという間に乾いてくれたので、裏返しだったフライシートを正しい状態にしてテントを設営し直した。これで今日の寝床は完成である。
キャンプ場周辺に食事のできる店や食料品を購入可能な店がないのは、事前に調べていて分かっていたので、今回もキャンプ場に来る前にコンビニで買い物を済ませてあった。そんな訳で今日の夕食はコンビニのおにぎり2個と惣菜、それと緑茶。
食事を終えた後は入浴といきたいところだが、風呂屋は周辺にないし、キャンプ場内にシャワーもなかったので、今日は濡れタオルで我慢することにした。
左足のアキレス腱は今日も何とか保ってくれたのは助かったが、日中痛みを感じた掌の様子が少し気がかりだった。
ゲルのパッド入りのグローブをしていたし、バーテープもクッション性の高いものを使っているので、そうそう痛くならない筈と高を括っていたのだが、下の写真のように掌底部が赤く腫れ上がったような感じになっていた。
テント内でまどろんでいると、すぐに日が落ちて真っ暗になってしまった。昨夜はあまり眠れなかったので、今日は早々に休むことにした。
■走行ルート
■2017/05/04(木) 晴れ
ルート: 天橋立~敦賀
走行距離: 113.11km
平均速度: 15.5km/h
最高速度: 41.6km/h
獲得標高: 931m
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宿泊地: 敦賀
宿泊先: 野坂いこいの森



この記事へのコメント
ポジションが、合っていないのかな?
もう一つの可能性は。。。歳?( ̄▽ ̄;)
お互い、1日の走行距離の目安を見直す時期になってきたのかも。もう少し、余裕のある計画にすると、痛みも減るかもよ。
┐('~`;)┌
けっして、齢ではない! ・・はず?
んさんの膝、気がかりですね。
私の場合膝ではなく股関節でしたが、昨シーズンのスキーで脇腹を怪我した時に、(医者が言うには多分脇腹を庇って体バランスが崩れたため)、股関節痛に悩まされた時期がありました。
この時は、んさん同様痛くて歩くのも億劫でしたね。その後、脇腹の痛みがなくなったのと同じくらいのタイミングで、その股関節痛も一緒に治ってくれたので大事には至りませんでした。んさんの膝も何かの拍子に完治することを祈っています。