夕張・南幌(1)
記事タイトルにある通り、今回は夕張・南幌と回ってきたのでその話を書くことにする。
お盆の道北ツーリング、前回の大雪山系ツーリングときて、これで3連チャンの宿泊ありの記事ということになる。
6時に起床し、身支度を整え、朝食を食べた後、自転車ライド用のウェアに着替えた。
保冷ボトルにスポーツドリンク、携帯マグに緑茶を注ぎ込み、それらボトルと昨日のうちに準備しておいたサイドバッグとトランクバッグを持って車庫に移動。チェーンに油を差し、空気圧を調整した後、バッグを車体に取り付け、出発準備が整った。
今回のルートは、実は2009年にもほぼ同じようなルートで走ったことがあったりする(こちらとこちら)。
その2009年の時は、石炭の歴史村を見学して"石炭の歴史村キャンプ場"に宿泊していたが、そのキャンプ場、今はもう営業していない。これも時代の流れと言うやつか・・。
そのキャンプ休止も理由の1つだが、今回は夕張は通過点にして南幌まで進むことにし、その南幌の三重湖公園キャンプ場を利用する予定である。
自宅を出発し国道12号を走り、まずは岩見沢を目指して走りだした。
そして8:50頃、江別市を抜け江別大橋の辺りまで来た。
国道12号は江別を過ぎると岩見沢までは路幅の広い自転車にも走りやすい道。ここを快調に飛ばし岩見沢市に入った。
国道12号は岩見沢市内でバイパス道路と岩見沢駅前の行く道に分岐する。今回は夕張へ行くので、そちらにアクセスしやすいバイパス道路の方へと進んだ。
バイパス道路に入ってすぐのケーズデンキのところを右折し道道1139号へ、更に道道38号へと道を変えた。後はこの道道38号を真っ直ぐ進めば夕張まで到達するのである。
道道38号の景色がこちら。
道路一本向こう側に北海道グリーンランド(旧三井グリーンランド)の観覧車が見える。
この辺りは防風林としてポプラの木がこんな感じで植えられている場所がある。
この角度からそれを見るとなかなか圧巻の眺めである。
ポプラ並木の写真を撮っていると「こんにちは~」という元気な声。
声のした方を見るとロードバイクに乗った自転車ウェアフル装備の若い女性だった。私も元気良く「こんにちは~」と返した。
最近は本格的に自転車に乗る女性を結構多く見かけるように感じる。ただのダイエットの為だけなら、最初からここまで本格的にロードバイクまで乗らないと思うし、そうすると最初はダイエット目的やエコブームの影響でママチャリや安クロス等に乗っていたが、次第に自転車の楽しさに目覚めてロードバイクに乗り換えた・・そんな感じなのかも?と予想してみた。
自転車に乗って再び夕張方面へと進み始めた。
最初は先程の女性のロードバイクがすぐ前に見えていたが、すぐに遥か先へと行ってしまった。私は20~23km/hくらいで進んでいたが、この視界からの消え方から察するに30km/h以上出ていたのは確実だろうと思った。
こちらの斜面は岩見沢萩の山市民スキー場となっている。
その岩見沢萩の山市民スキー場を過ぎるとこちらの交差点。
ここを右折し夕張方面へ。
先程まではそれなりに交通量があったが、交差点を右折すると一気に交通量が減り静かな道になった。
登り坂が始まった。
夕張へ至るこの国道38号の丁未峠(旧称万字峠)は、結構険しい峠として道央圏では有名な道である。前半は下の写真のように集落の間を登って行く感じのなかなか珍しい峠である。
一旦見通しの良い所に出た。こちらは野菜や果物の直売所となっており、僅かにあった交通量の行き先は、大部分がここだったようである。
夕張まであと24km、万字まで4km。
11:23、万字の集落まで来た。ここも先程と同様に集落の中を進む峠道だが、登り傾斜はこの辺りからよりキツくなってくる。
12時。万字の集落は完全に抜けきっていたが登りはまだまだ続いていた。
更に登って登って12時半。この辺りが丁未峠の頂上で標高は700mを少し超える。
頂上付近の景色はあまり良くはないかな。
12:40、休憩を終え再び夕張へ向け出発した。
夕張市街まであと6km。超下り坂なので多分あっと言う間に着いてしまうことだろう。
夕張市街に到着。そのままこちらの"ゆうばりキネマ街道"へやって来た。時刻は12:50。
若き日の裕次郎が昭和を感じさせる。
ホテルマウントレースイの前まで移動した。
ちなみにホテルの裏手はマウントレースイスキー場となっている。
このスキー場は最大斜度53度の超上級コースをはじめ、斜度40度を超えるコースがゴロゴロしたスキー場。度胸試ししたければどうぞ。
マウントレースイ前のセイコーマートで昼食休憩を済ませた後、道道38号を南に進み夕張を抜けた。
道道38号と道道3号の信号交差点。今日はここから道道3号を進み南幌方面へ行く予定。ちなみに道道3号は南郷通と同じ道路番号だったりする。
右折したあと前を見ると、ロードバイク二人組が前を走っているのが見えた。前方が男性、後方が女性らしい。
北海道グリーンランドの近くで見かけたロードバイクのようにすぐに見えなくなってしまうと思いきや、何だかペースが凄く遅い。
ここは下り坂だったのもあり私でも30km/hで走れていたが、そんなスピードでもロードバイクの人達とみるみる差が縮まって、もう目の前まで来ていた。
抜かれる方の立場を考えて、私はよっぽどのことがない限りにロードバイクの人は追い越さないようにしているが、流石にこれは遅すぎだったので、「こんにちは~、右から追い越します」と声を掛けて追い越させてもらった。マシントラブルか何かだろうか?それとも体の方の故障だったのだろうか?
下り坂を進み暫く行くとこちらの看板。
右折方向の道道749号へ進むと午前中通った岩見沢へ舞い戻ることが出来るが、今回は勿論そちらへ行くつもりはない。まあこの道路は未走行なのでいつかは走ろうとは思っているが。
ちょうどこの辺りだったと思うが、先程追い越したロードバイク二人組に追い越し返された。マシントラブルが解消して元の速さを取り戻したのだろうとは思うが、それにしても先程とは速度が雲泥の差だった。
彼らは一時バックミラーに完全に写らなくなっていたが、再びミラーに写るようになってから追い抜かれるまではホントあっと言う間の出来事だった。これがクロスとロードの速度差なのだろう。
由仁手前で道道3号と国道234号とが交差する辺りまで来た。この付近で道道692号へ道を変え、栗山駅東側を経由して道道1080号へと行く予定だったが、何とここで道を間違えてしまった。
この時道道692号を走っていたのは把握していたが、私の持つ2008年のツーリングマップルには乗っていない新しい橋が見え、その橋を渡った方が近道のように感じて橋を渡ったのが敗因だった(詳しくは巻末の地図を参照)。
この時は現在地も向いている方位も分からなくなっていたのでちょっと焦ったが、少し進むとこの青看板があったので何とか現状復帰できた。
変な欲を出してその挙句道に迷ってしまい、何ともヤリキレナイ気分になっていると、そんな私の心境を察してか、川の名前まで「ヤリキレナイ」川になってしまった・・って、何この川の名前はwww
北海道版のツーリングマップルは6年前の2008年版と大分古くなってしまっているので、そろそろ買い替えを検討した方が良さそうである。
変更後のルートは道道694号。このルートは大変分かりやすいことに、道なりに進むと今日の宿泊先の三重湖公園キャンプ場のすぐ近くまで行き着くことが出来るので、もう道に迷うことはないだろう。
道道694号は途中"ユニ東武ゴルフクラブ"のコースの横を通る場所があり、その辺りは丘の上へ上がるような道になっていた。まあ傾斜はそれ程ではなかった。
道道45号との交差点。ここを直進すると道路番号は道道1080号に変わった。
道道1080号は田んぼ道と言った様相。その道道1080号を真っ直ぐ進んでいくと、道道274号と交差したところで道道1080号は終了。この交差点を南西の北広島方面へ2区画くらい。そこに今日の宿泊先の"三重湖公園キャンプ場"があった。
まずは駐車場に面したところにあった建物でキャンプ場のチェックイン手続き。1泊テント2張まで500円と言うことで、その料金500円を払った(1張でも半額にはならなかった)。
キャンプ場の名前が示す通りで、この三重湖公園キャンプ場は三重湖という湖に面したキャンプ場となっていた。
水辺独特のしっとりした雰囲気でなかなか良いキャンプ場という印象だった。
敷地は広くサイトは平坦なのでテントの設営は楽そう、家族連れが多く訪れていたのも頷けると言うところである。
私のテント、今回はこんな感じで設営してみた。時刻は15:30頃だった。
寝床が出来たことだし、この後の楽しみと言うともちろん入浴と夕食。
実を言うと、今回のルートだと夕張から真っ直ぐ札幌に向かえば十分日帰り可能な距離だったりする。それを敢えて南幌での宿泊にしたのは、これから行く"なんぽろ温泉ハート&ハート"(公式サイトはこちら)が理由。
なんぽろ温泉ハート&ハートは以前記事にしたことがあり(こちら)、その時は宿泊なしの日帰りだったので、文字通り『日帰り』入浴になっていたが、その時の全裸移動70mの通路が斬新だったのと、前回は知らなかったのだが、同じなんぽろ温泉施設内のレストランで"キャベツ天丼"なる名物料理があると言う話を聞いており、これは行かなくては!と言うことで今回はその"なんぽろ温泉ハート&ハート"を訪れることも目的の1つとなっていた。
入浴の支度をして自転車に乗ってキャンプ場を出発した。
今回利用した三重湖公園キャンプ場は、なんぽろ温泉ハート&ハートに行くには大変分かりやすい立地となっており、道道274号を南西へ真っ直ぐ行けば道なりにそのうち着くのである。帰りは多分日没後になっていると思うが、これなら全然心配なさそうである。
16:00、なんぽろ温泉ハート&ハートに到着した。こちらは新館の建物。
こちらが本館の建物の一角と、二輪車用駐車場(正確には二輪車用駐車場の上。構造物ロックできる場所がないので標識のポールのあるこちらへとめている)。
今日は3連休のちょうど真ん中とあってか、温泉施設内も浴室内も結構混み合っていた。
前述した全裸歩行70mの七色の回廊にも人がたくさん歩いており、みんなして露出狂の変態状態だった。
入浴後はレストラン味心へ。そして注文したのは勿論このキャベツ天丼。
コップの大きさとの比較でキャベツ天丼の盛りの多さが分かると思うが、丼からはみ出まくりと言うか、殆ど丼に収まっていないと言うか、キャベツの塊が立っているwww これは凄いインパクトである。しかもこれで780円と安い。
過去に盛岡でわんこそばを123杯食べたことがあり、大食いには自信があった私だったが、大変申し訳ないことだがこれは残した。
量的には大丈夫だったのだが、あまりに大量の天ぷらの油に気持ち悪くなってきてしまったと言うのが理由。天ぷらという物はそれ程大量に食べられないと言うのが今回学んだこととなった。
公式サイトを見ると分かるように、実はキャベツ天丼には更に凶悪な盛り付けにした"MEGAキャベツ天丼"と言うものが存在し、そのMEGAキャベツ天丼の方は1.6kgもあると言うこと。そんな凄い盛りのMEGAキャベツ天丼を完食した人も過去に3人いると言うこと。しかもその1人は女性だと言うから驚きである。
腹が膨れたと言うか、はち切れそうな状態でフラフラと自転車のところに戻り、キャンプ場への帰路に着いた。時刻は17:30、完全に日が暮れるまでまだ少し時間がありそうだが、もたもたしているとすぐに暗くなってしまうだろう。
帰り道、途中のセブンイレブンで、明日の朝食に食べるパンと飲み物を買ってからキャンプ場へ戻った。
夜自分のテントの中で繕いでいると、遅れて到着したライダーと思しき人達が自分のテントの近くにテントを設営しているらしいのが気配で分かった。まあそれはそれとして、今日は眠いし早々に休んでしまうことにした。
■走行ルート
■走行記録
日付: 2014/9/14(日)
天気: 晴
ルート: 札幌~岩見沢~夕張~南幌
宿泊先: 三重湖公園キャンプ場
走行距離: 134.97km
平均時速: 18.8km/h
最高速度: 49.5km/h
お盆の道北ツーリング、前回の大雪山系ツーリングときて、これで3連チャンの宿泊ありの記事ということになる。
6時に起床し、身支度を整え、朝食を食べた後、自転車ライド用のウェアに着替えた。
保冷ボトルにスポーツドリンク、携帯マグに緑茶を注ぎ込み、それらボトルと昨日のうちに準備しておいたサイドバッグとトランクバッグを持って車庫に移動。チェーンに油を差し、空気圧を調整した後、バッグを車体に取り付け、出発準備が整った。
今回のルートは、実は2009年にもほぼ同じようなルートで走ったことがあったりする(こちらとこちら)。
その2009年の時は、石炭の歴史村を見学して"石炭の歴史村キャンプ場"に宿泊していたが、そのキャンプ場、今はもう営業していない。これも時代の流れと言うやつか・・。
そのキャンプ休止も理由の1つだが、今回は夕張は通過点にして南幌まで進むことにし、その南幌の三重湖公園キャンプ場を利用する予定である。
自宅を出発し国道12号を走り、まずは岩見沢を目指して走りだした。
そして8:50頃、江別市を抜け江別大橋の辺りまで来た。
国道12号は江別を過ぎると岩見沢までは路幅の広い自転車にも走りやすい道。ここを快調に飛ばし岩見沢市に入った。
国道12号は岩見沢市内でバイパス道路と岩見沢駅前の行く道に分岐する。今回は夕張へ行くので、そちらにアクセスしやすいバイパス道路の方へと進んだ。
バイパス道路に入ってすぐのケーズデンキのところを右折し道道1139号へ、更に道道38号へと道を変えた。後はこの道道38号を真っ直ぐ進めば夕張まで到達するのである。
道道38号の景色がこちら。
道路一本向こう側に北海道グリーンランド(旧三井グリーンランド)の観覧車が見える。
この辺りは防風林としてポプラの木がこんな感じで植えられている場所がある。
この角度からそれを見るとなかなか圧巻の眺めである。
ポプラ並木の写真を撮っていると「こんにちは~」という元気な声。
声のした方を見るとロードバイクに乗った自転車ウェアフル装備の若い女性だった。私も元気良く「こんにちは~」と返した。
最近は本格的に自転車に乗る女性を結構多く見かけるように感じる。ただのダイエットの為だけなら、最初からここまで本格的にロードバイクまで乗らないと思うし、そうすると最初はダイエット目的やエコブームの影響でママチャリや安クロス等に乗っていたが、次第に自転車の楽しさに目覚めてロードバイクに乗り換えた・・そんな感じなのかも?と予想してみた。
自転車に乗って再び夕張方面へと進み始めた。
最初は先程の女性のロードバイクがすぐ前に見えていたが、すぐに遥か先へと行ってしまった。私は20~23km/hくらいで進んでいたが、この視界からの消え方から察するに30km/h以上出ていたのは確実だろうと思った。
こちらの斜面は岩見沢萩の山市民スキー場となっている。
その岩見沢萩の山市民スキー場を過ぎるとこちらの交差点。
ここを右折し夕張方面へ。
先程まではそれなりに交通量があったが、交差点を右折すると一気に交通量が減り静かな道になった。
登り坂が始まった。
夕張へ至るこの国道38号の丁未峠(旧称万字峠)は、結構険しい峠として道央圏では有名な道である。前半は下の写真のように集落の間を登って行く感じのなかなか珍しい峠である。
一旦見通しの良い所に出た。こちらは野菜や果物の直売所となっており、僅かにあった交通量の行き先は、大部分がここだったようである。
夕張まであと24km、万字まで4km。
11:23、万字の集落まで来た。ここも先程と同様に集落の中を進む峠道だが、登り傾斜はこの辺りからよりキツくなってくる。
12時。万字の集落は完全に抜けきっていたが登りはまだまだ続いていた。
更に登って登って12時半。この辺りが丁未峠の頂上で標高は700mを少し超える。
頂上付近の景色はあまり良くはないかな。
12:40、休憩を終え再び夕張へ向け出発した。
夕張市街まであと6km。超下り坂なので多分あっと言う間に着いてしまうことだろう。
夕張市街に到着。そのままこちらの"ゆうばりキネマ街道"へやって来た。時刻は12:50。
若き日の裕次郎が昭和を感じさせる。
ホテルマウントレースイの前まで移動した。
ちなみにホテルの裏手はマウントレースイスキー場となっている。
このスキー場は最大斜度53度の超上級コースをはじめ、斜度40度を超えるコースがゴロゴロしたスキー場。度胸試ししたければどうぞ。
マウントレースイ前のセイコーマートで昼食休憩を済ませた後、道道38号を南に進み夕張を抜けた。
道道38号と道道3号の信号交差点。今日はここから道道3号を進み南幌方面へ行く予定。ちなみに道道3号は南郷通と同じ道路番号だったりする。
右折したあと前を見ると、ロードバイク二人組が前を走っているのが見えた。前方が男性、後方が女性らしい。
北海道グリーンランドの近くで見かけたロードバイクのようにすぐに見えなくなってしまうと思いきや、何だかペースが凄く遅い。
ここは下り坂だったのもあり私でも30km/hで走れていたが、そんなスピードでもロードバイクの人達とみるみる差が縮まって、もう目の前まで来ていた。
抜かれる方の立場を考えて、私はよっぽどのことがない限りにロードバイクの人は追い越さないようにしているが、流石にこれは遅すぎだったので、「こんにちは~、右から追い越します」と声を掛けて追い越させてもらった。マシントラブルか何かだろうか?それとも体の方の故障だったのだろうか?
下り坂を進み暫く行くとこちらの看板。
右折方向の道道749号へ進むと午前中通った岩見沢へ舞い戻ることが出来るが、今回は勿論そちらへ行くつもりはない。まあこの道路は未走行なのでいつかは走ろうとは思っているが。
ちょうどこの辺りだったと思うが、先程追い越したロードバイク二人組に追い越し返された。マシントラブルが解消して元の速さを取り戻したのだろうとは思うが、それにしても先程とは速度が雲泥の差だった。
彼らは一時バックミラーに完全に写らなくなっていたが、再びミラーに写るようになってから追い抜かれるまではホントあっと言う間の出来事だった。これがクロスとロードの速度差なのだろう。
由仁手前で道道3号と国道234号とが交差する辺りまで来た。この付近で道道692号へ道を変え、栗山駅東側を経由して道道1080号へと行く予定だったが、何とここで道を間違えてしまった。
この時道道692号を走っていたのは把握していたが、私の持つ2008年のツーリングマップルには乗っていない新しい橋が見え、その橋を渡った方が近道のように感じて橋を渡ったのが敗因だった(詳しくは巻末の地図を参照)。
この時は現在地も向いている方位も分からなくなっていたのでちょっと焦ったが、少し進むとこの青看板があったので何とか現状復帰できた。
変な欲を出してその挙句道に迷ってしまい、何ともヤリキレナイ気分になっていると、そんな私の心境を察してか、川の名前まで「ヤリキレナイ」川になってしまった・・って、何この川の名前はwww
北海道版のツーリングマップルは6年前の2008年版と大分古くなってしまっているので、そろそろ買い替えを検討した方が良さそうである。
変更後のルートは道道694号。このルートは大変分かりやすいことに、道なりに進むと今日の宿泊先の三重湖公園キャンプ場のすぐ近くまで行き着くことが出来るので、もう道に迷うことはないだろう。
道道694号は途中"ユニ東武ゴルフクラブ"のコースの横を通る場所があり、その辺りは丘の上へ上がるような道になっていた。まあ傾斜はそれ程ではなかった。
道道45号との交差点。ここを直進すると道路番号は道道1080号に変わった。
道道1080号は田んぼ道と言った様相。その道道1080号を真っ直ぐ進んでいくと、道道274号と交差したところで道道1080号は終了。この交差点を南西の北広島方面へ2区画くらい。そこに今日の宿泊先の"三重湖公園キャンプ場"があった。
まずは駐車場に面したところにあった建物でキャンプ場のチェックイン手続き。1泊テント2張まで500円と言うことで、その料金500円を払った(1張でも半額にはならなかった)。
キャンプ場の名前が示す通りで、この三重湖公園キャンプ場は三重湖という湖に面したキャンプ場となっていた。
水辺独特のしっとりした雰囲気でなかなか良いキャンプ場という印象だった。
敷地は広くサイトは平坦なのでテントの設営は楽そう、家族連れが多く訪れていたのも頷けると言うところである。
私のテント、今回はこんな感じで設営してみた。時刻は15:30頃だった。
寝床が出来たことだし、この後の楽しみと言うともちろん入浴と夕食。
実を言うと、今回のルートだと夕張から真っ直ぐ札幌に向かえば十分日帰り可能な距離だったりする。それを敢えて南幌での宿泊にしたのは、これから行く"なんぽろ温泉ハート&ハート"(公式サイトはこちら)が理由。
なんぽろ温泉ハート&ハートは以前記事にしたことがあり(こちら)、その時は宿泊なしの日帰りだったので、文字通り『日帰り』入浴になっていたが、その時の全裸移動70mの通路が斬新だったのと、前回は知らなかったのだが、同じなんぽろ温泉施設内のレストランで"キャベツ天丼"なる名物料理があると言う話を聞いており、これは行かなくては!と言うことで今回はその"なんぽろ温泉ハート&ハート"を訪れることも目的の1つとなっていた。
入浴の支度をして自転車に乗ってキャンプ場を出発した。
今回利用した三重湖公園キャンプ場は、なんぽろ温泉ハート&ハートに行くには大変分かりやすい立地となっており、道道274号を南西へ真っ直ぐ行けば道なりにそのうち着くのである。帰りは多分日没後になっていると思うが、これなら全然心配なさそうである。
16:00、なんぽろ温泉ハート&ハートに到着した。こちらは新館の建物。
こちらが本館の建物の一角と、二輪車用駐車場(正確には二輪車用駐車場の上。構造物ロックできる場所がないので標識のポールのあるこちらへとめている)。
今日は3連休のちょうど真ん中とあってか、温泉施設内も浴室内も結構混み合っていた。
前述した全裸歩行70mの七色の回廊にも人がたくさん歩いており、みんなして露出狂の変態状態だった。
入浴後はレストラン味心へ。そして注文したのは勿論このキャベツ天丼。
コップの大きさとの比較でキャベツ天丼の盛りの多さが分かると思うが、丼からはみ出まくりと言うか、殆ど丼に収まっていないと言うか、キャベツの塊が立っているwww これは凄いインパクトである。しかもこれで780円と安い。
過去に盛岡でわんこそばを123杯食べたことがあり、大食いには自信があった私だったが、大変申し訳ないことだがこれは残した。
量的には大丈夫だったのだが、あまりに大量の天ぷらの油に気持ち悪くなってきてしまったと言うのが理由。天ぷらという物はそれ程大量に食べられないと言うのが今回学んだこととなった。
公式サイトを見ると分かるように、実はキャベツ天丼には更に凶悪な盛り付けにした"MEGAキャベツ天丼"と言うものが存在し、そのMEGAキャベツ天丼の方は1.6kgもあると言うこと。そんな凄い盛りのMEGAキャベツ天丼を完食した人も過去に3人いると言うこと。しかもその1人は女性だと言うから驚きである。
腹が膨れたと言うか、はち切れそうな状態でフラフラと自転車のところに戻り、キャンプ場への帰路に着いた。時刻は17:30、完全に日が暮れるまでまだ少し時間がありそうだが、もたもたしているとすぐに暗くなってしまうだろう。
帰り道、途中のセブンイレブンで、明日の朝食に食べるパンと飲み物を買ってからキャンプ場へ戻った。
夜自分のテントの中で繕いでいると、遅れて到着したライダーと思しき人達が自分のテントの近くにテントを設営しているらしいのが気配で分かった。まあそれはそれとして、今日は眠いし早々に休んでしまうことにした。
■走行ルート
■走行記録
日付: 2014/9/14(日)
天気: 晴
ルート: 札幌~岩見沢~夕張~南幌
宿泊先: 三重湖公園キャンプ場
走行距離: 134.97km
平均時速: 18.8km/h
最高速度: 49.5km/h
この記事へのコメント
どちらも高規格キャンプ場じゃないですが、それはそれで、いいもんですよね。
低予算、お気楽キャンプに持って来い。
けど、ここまで戻って来てて、ちゃりキャンプするという発想は無かったな。(w
ファミリーキャンプなら、この南幌2つと新篠津が良い温泉が近くにあって、それでいて安くてお薦めですね。