日本縦断ツーリング[PART5]【2013春 南西諸島編】(13)宮古島~石垣島

 13日目は宮古島のユースホステルで朝を迎えた。
 AM6:00に起床し、身支度を整え、のんびり地図を見ながら朝食を食べ、使った寝具を片付けた。ユースホステルの場合、布団をきちんとたたみ、自分が使った寝具のシーツは剥がしてフロントへ持っていくのがルールになっている。安く泊まらせてもらう上でのルールなのである。
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 AM8:00に部屋をあとにし、フロントへシーツとタオルを返却し、チェックアウトする旨を伝えた。料金精算は昨日チェックインする時に終えているので、今朝は料金精算は発生しない。

 玄関を出ようとしたところで、ふと気づいたことがあった。昨日チェックインの時に、「夜になったら自転車を玄関に入れても良いですよ」と受付の人に言われていたことだった。すっかり忘れていて愛車は外の駐車場にとめたままになっていたのを今更ながら思い出したのである。
 外の駐車場とは言っても、ここではがっちり構造物ロック出来ていたのでそれ程不安には思っていなかったし、玄関を開けて駐車場を見やると、実際に昨日と全く同じ状態で無事に駐輪されている愛車が見えたが、折角のご厚意を無視する形になって申し訳ない気分だった。

 ユースホステルを出発した。
 今日は15:10宮古空港発の飛行機で石垣島へ移動する予定。その時間までは昨日廻れなかった宮古島南側を走ろうと決めていた。

 まずは、宮古空港の北側の道を進み滑走路ごしに宮古空港を眺めてみた。
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 宮古空港周辺を離れた後は、宮古島の南西に位置する来間島(くるまじま)を目指して進んだ。
 やがて宮古島と来間島とを結ぶ海上大橋"来間大橋"の前に差し掛かった。今回のツーリングでは海上大橋を沢山渡ったと言う話を昨日の記事に書いたが、これで9本目と言うことになる。ホントに沢山渡ったものである。
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 昨日の池間大橋も良かったが、こちらの来間大橋も負けず劣らない美しい景観。
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 来間島に入ってから、クイッと登っている道路の軌跡がまた良い。
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 来間島へ渡った。
 来間島へ入って少し進んだところに、宮古島の観光名所案内の看板を見つけたので、このあとの行き先を決める上での参考にさせてもらった。
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 竜宮城展望台と言う建物の前に来た。たしかに絵本に出てきた竜宮城を彷彿させる建物である。
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 自転車を駐車場にとめ、竜宮城展望台を一番上まで上ってみることにした。
 一番上まで行くと、来間島が一望出来るなかなかの景色。
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 ここから見る海もやはり美しい。
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 先程渡ってきた来間大橋もバッチリであった。
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 再び来間大橋を渡って宮古島へ戻ろうと道を進んでしていると、来る時は気づかなかったが"来間大橋採択記念碑"と、来間大橋を見るベストポジションの展望台と言うか展望広場のような場所があるのを発見。
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 真っ直ぐ海上に伸びる海上大橋はやはり美しい。
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 宮古島へ戻った後は、海岸線沿いに進路を南に取った。
 ちなみに、海岸線沿いの道は、途中から歩道が広い遊歩道化し、こんな面白い感じになっていて楽しめた。
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 "うえのドイツ文化村"と言う施設に入った。
 小さな住宅のようなものがいくつか建っているくらいかな・・と侮っていたので、いきなりデーンと立派な西洋館が建っていたのを見て驚いてしまった。
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 遠くには巨大な西洋の城のような建物も見える。
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 こちらは西洋住宅。結構色々金が掛かっている施設だなぁと言う印象だった。
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 広場の中央には、ドイツ連邦共和国首相来島記念碑があり、首相のメッセージが添えてあった。
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 もう少し時間には余裕があったものの、万が一車両トラブル等あり飛行機の搭乗に間に合わなかったりしたらまずいので、うえのドイツ文化村を出たところで宮古島南部観光はそろそろお開きにして、空港へと向かった。
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 輪行袋へ入れる作業は、前回那覇から移動してきた時と同じ場所で行うことにした。
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 今回は時間に余裕があるので、輪行袋の中まで写真で公開してみる。
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 後輪はそのままで、リアキャリアとリアの泥除けもそのまま。
 前輪は最近は前方側に固定するようにしている。ハンドルの影に隠れ、前輪が直接ダメージを受けないような気がすると言う理由である。
 ホクレンフラッグやテントの支柱はトランクバッグから少し はみ出るのを手荷物検査の時に毎回あれこれ言われるのが面倒なので、最近はリアキャリアにキャリアロープで括りつけるようにしている。以上、輪行袋の中の説明終わり。

 カートを持ってきて輪行袋とトランクバッグ、サイドバッグ2つを乗せてターミナルビルへ入った。
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 手荷物検査場へ移動した。
 機械に入らない輪行袋はいつものように係員の目視による検査を受け、いつものようにサドルバッグ内にゴム糊が無いかをチェックされた。今回のツーリングでは、ゴム糊によるパンク修理は諦めて、予備チューブを沢山持ってくる作戦を取っているのでいくら検査されても全然問題はなし。更にもうひとつの懸念、チェーンオイルも那覇のホテルに預けてきているのでこちらも問題なしである。

 そうそう、今回は予備チューブを沢山持ってきていると言う話だが、よくよく思い出してみると、ここまでパンクトラブルは一度もなしである。今回は長旅なので、沢山の予備チューブの他に、予備タイヤも2本持ってきているがこちらも今のところ出番なし。今のところ目立ったマシントラブル無く来ているが、旅の終わりまでこのまま行ってくれると有難いものである。

 輪行バッグとトランクバッグとサイドバッグの1つを手荷物検査場へで預け、残ったサイドバッグ1つと簡易リュックを持って空港内をぶらつくことにした。現在時刻は12時を少し回ったところで、昼食を食べるのにちょうど良い時間だったので、飲食店が立ち並ぶエリアへ移動した。
 今日の昼食は、こちらの宮古牛ハンバーグ定食1200円。
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 地産の牛肉は鮮度が良いのもあり旨味が凄かった。それとメインのハンバーグ以外に、小鉢が沢山付いていてなかなか満足のいく昼食だった。

 時刻は13:00と、搭乗時刻までまだ結構あるが、保安検査場が空いているうちに搭乗口の前まで移動してしまうことにした。
 と、その保安検査場の前にこんな張り紙がしてあったのが目に入った。
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 写真が小さくて分かりづらいと思うが、自転車のパーツの写真が何点か掲載されている張り紙なのは見て取れる筈。
 この張り紙は、宮古島トライアスロン大会出場者及び関係者に向けた物で、自転車本体の受け渡し方法、機内持ち込み制限品であるCO2ボンベの持ち込み可能数が4つまでという内容、スペアタイヤは専用のケースに入れて預かります等々の内容が書かれていた。
 そう言えば、宮古島を巡っている時に、10km地点とか20km地点とかの目印が道路に書かれているのを何度か見かけたなぁと思い出した。これはそのトライアスロンのだったのか、なるほど。

 保安検査を無事終えて搭乗口の近くへ移動した。
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 15:10、定刻通り宮古空港を離陸した飛行機は、30分後の15:40に石垣空港に着陸した。可能であれば飛行機ではなく、フェリーで移動したかったところではあるが、現在は飛行機しか移動手段がないのだから仕方がない。
 飛行機を降りた後、愛車と預けた荷物を受け取るべく手荷物受取所へ。
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 ターンテーブルが回り始めてすぐくらいのタイミングで、係員専用のドアが開き、女性係員が私の愛車を肩に掛けてフラフラしながら出てきたので、私は速攻その係員のところへ急ぎ、荷物を預けた時の伝票控えを見せて自転車を受け取った。

 その後、ターンテーブルで回ってきたバッグ類を受け取って、カートに乗せて手荷物受取所をあとにした。
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 (記事投稿日時点では)巻末のGoogleマップを見るとおかしなことになっている。と言うのは、この日着陸したのは今年3/7に開港したての(新)石垣空港だが、Googleマップではまだ新しい方の石垣空港は地図上に無く、何もない場所に着陸したみたいに見えるからである。
 (旧)石垣空港は石垣市のすぐ近くにあったので、市内は常に離着陸の騒音に悩まされていたらしいが、(新)石垣空港は石垣市から遠く離れた東海岸の方に建造されたので騒音問題はクリアになっている。
 ただ、私のような自転車旅行者にとっては、市街地から離れた場所というのは食料確保の観点では困ることになる。車ならちょっと街に寄ってからと気軽に言えるが、ちょっと15kmくらい寄り道してからキャンプ場へとは、自転車だと気軽に言えないのである。
 時間的に今日はこのままキャンプ場直行なのは決定だが、地図を見た感じ、宿泊先の近くには何も無さそうだし、空港から宿泊先へ行く道中にも何も無さそう・・。そうなると、今いるここ石垣空港内で食料を調達するのが無難そうである。
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 最悪、お土産屋の海産物か菓子が食事になるかもwwwと思ったが、どうにかお土産屋の1つで焼きたてパンを売っている店があったので、そこで夕食と明日の朝食にパンを沢山買った。これで食料の問題はクリアとなった。

 カートに乗せたまま愛車と荷物を押して空港の外へ。石垣空港も南国ムード満点の雰囲気だった。
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 自転車を組み立て、少し抜いて下げていた空気圧を元に戻した。これにて出発準備完了、キャンプ場へ行こう。
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 空港前を出発してみて気付いたこと、それは周りには無いもないと言うこと。やはり空港内で食料を仕入れておいたのは正解だった。
 ホントに周りに何もない原野を国道390号沿いに北に進み、ツーリングマップルと案内標識を頼りに県道211号へ。
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 この於茂登トンネルは沖縄県最長の1174mのトンネルらしいが、寿都や雄冬の連続ロングトンネルで鍛えられた私にはそんな距離どうと言うことはない。それに今回は超明るい"閃"のフラッシュランプも装備しているので死角はない。
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 於茂登トンネルを抜けるとT字路となり、そのT字路を左折。軽いアップダウンを越えて少し行った辺りで、右手に"米原キャンプ場"となった。

 そうそう、この米原キャンプ場のチェックインについては一悶着あったので書いておく。
 ツーリング出発前までに調べておいた内容だと、この米原キャンプ場は一泊400円のキャンプ場で、利用する場合は石垣市公共施設管理公社という所に電話を入れて予約する必要があるということ。予約は当日で問題ないと言うことだったので、実は宮古空港で飛行機を待っている退屈な時間に電話をしていた。
 その時、その電話口に出た人が言うには、確かに以前は石垣市公共施設管理公社でキャンプ場の予約を受け付けていたが、現在はシルバー人材センターで予約を受け付けているのでそちらへ電話して欲しいと言うこと。
 教えてもらった電話番号へ電話を掛けると、今度電話口に出た人は、現在はシルバー人材センターでは予約を受け付けておらず、キャンプ場のすぐ手前に米原公民館と建物があるのでそちらへ行ってキャンプ場利用を申し出て下さいと言うこと。なんかたらい回しにされて何だかな~と言う気分だが、まあ現地まで行って受付すれば良いなら北海道の普通のキャンプ場と同じ感じだし、まあいいかと思っていた。・・といったやりとりがあった。

 それで、実際に米原キャンプ場の手前に来て、確かに"米原公民館"の文字のある建物は見つけた・・・のだが、ガラス戸越しに見える中は、どう見てももぬけの殻で廃墟と化していた。もう、どうなってるんだか。

 このままここにいても埒があかないので、キャンプ場へ移動することにした。
 米原キャンプ場は、海岸沿いに200~300張くらいいけそうなかなり広大なキャンプ場で、立木が多いちょっとワイルド感のあるキャンプ場だった。
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 キャンプ場の入り口にキャンプ場利用案内の看板があり、受付先の電話番号が書かれていたが、その電話番号は前述で最初に挙げた石垣市公共施設管理公社の電話番号になっていた。ダメじゃんこれじゃ。
 ここは短期利用、長期滞在者ともに多く利用しているキャンプ場のようだった。それだったら、すぐ近くのテント前でラジオを聞いているこのキャンプ場に長く滞在してそうな人に聞いてみるのが早そう。
 早速チェックインについてその人に聞いてみたところ、現在は1日2回くらい巡回で料金徴収しているらしいので、その人が来たら払えば良いと言うこと。まあそういう事なら待っている他あるまい。それにしても散々たらい回しにされたのは何だか腹立たしい気分である。

 このキャンプ場でのチェックイン云々の話は、実はまだオチが付く。
 それが何かと言うと、この日と更に後日もう一回利用することになるのだが、その両日ともその係員とやらは現れず、結局宿泊料金を徴収されることはなかったのであった。何か管理がずさんと言うか何と言うか・・。

 先程キャンプ場のチェックインについて聞いた人と少し話したりしたので、流れでその人のテントの近くに私はテントを張ることにした。今回はこんな感じでテントを張り終わった。
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 キャンプ場からは木々で遮られて直接見えないが、その木々を抜けるとこんな砂浜が広がっていた。砂浜の上に這っている植物の茎の感じとか、沖永良部島の海岸に少し似ている気がした。
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 現在時刻は18時なので流石に海水浴はやめておくことにした。
 時間的には夕食の時間になるので、テントの横の倒れた木を椅子にして石垣空港内で買ったパンを夕食に食べた。まだ柔らかくて美味しかった。
 その後はテントの中で夜を過ごした訳だが、さすがに石垣島まで来ると、5月と言えども夜は暑くて寝苦しくて大変だった。

■走行ルート


■2013/5/6(月) くもり時々晴れ
 ルート:   宮古島~来間島~宮古島~石垣島
 走行距離: 52.14km
 平均時速: 16.3km/h
 最高時速: 46.2km/h
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 宿泊地:  石垣島
 宿泊先:  米原キャンプ場

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この記事へのコメント

2013年07月20日 01:20
なんで、ドイツなの?
南の島っぽくない。。。(^^;

キャンプ場は、南の島っぽいね(勝手なイメージ)。
料金なんて細かいこと気にしないとか。(w
2013年07月20日 17:21
> なんで、ドイツなの?
私もそう思いましたwww。そして思わず立ち寄ってしまいました、まさに思う壺ですね。まあ入場料は0円なので、んさんも機会があれば行ってあげて下さい。

さてさて、日本縦断ツーリングもいよいよ終盤に差し掛かりました。稚拙な文章ではありますが、楽しんで貰えると嬉しいです。

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