日本縦断ツーリング[PART5]【2013春 南西諸島編】(17)石垣島~那覇
17日目の朝を石垣島の米原キャンプ場で迎えた。
私の日本縦断ツーリングにおいて同じ宿泊場所に泊まるのは、実は水戸の友人M宅以来で今回が二度目となる。日本縦断や日本一周のような長期間に及ぶツーリングを行った先人のブログ等を読むと、同じ宿泊地に連泊することは普通に行われることのようなので、私のツーリングがいかに余裕のない慌ただしいものだったかと言うことである。会社勤めの日数の決められた休暇の中で、よく日本縦断を達成出来たものだと我ながら感心してしまう。
もともとの予定だと、今日は西表島の島内を移動して上原港から高速艇に乗り石垣港へ。石垣港から石垣空港へ移動して、12:30の飛行機で那覇へ移動。・・と言う慌ただしい今日の予定だった。
その予定だと西表島からの船が遅れると那覇へ移動できない不安があり、直前になって予定を組み直したので、現在は既に石垣島にいる訳で、お陰で今日は現在地の米原キャンプ場から12~13kmの道のりをのんびり石垣空港へ向かって、飛行機に乗れば良いだけになっている。
のんびりと言っても、12:30発の飛行機なら搭乗手続きや手荷物検査の事を考慮して2時間前に手荷物検査場。輪行袋に入れる時間を考慮して更に30分前。キャンプ場から石垣空港までの移動時間が1時間。トラブル対応予備で1時間。以上を踏まえてキャンプ場出発は8時を予定していた。
そんな予定に従い、後はサイドバッグを車体に取り付けるだけになったのは7:40頃。若干早いが、まあ大体予定通りと言ったところだった。
赤いテントの隣人に二度目のお別れの挨拶をした後、キャンプ場をあとにし、空港へと道を進み始めた。
県道87号を走り、於茂登トンネルを抜け、坂道を駆け下り、県道211号との交差点を左折。3度目ともなると、もう勝手知ったるなんちゃらと言った感じである。国道390号に入り、原野の道を南に行くと石垣空港に着いた。脇に生えているソテツの木が南国らしさを演出しているのが見て取れるだろう。
特に何のトラブルもなく着いたので、石垣空港到着は8:40頃だった。ちょっとばかり時間的に早いが、さっさと輪行袋に入れる作業に入ることにした。今回の作業場所はここらにしよう。
上空での気圧の変化を考慮して、念のため前輪後輪の空気圧を少し下げた後、前輪を外して、ハンドルを90度捻って、トランクバッグからはみ出るテントのポール等の長物をリアキャリアに縛り付けて、前輪の入ったホイール袋を車体に括り付けて、バックミラーをハンドルの内側に入るように角度を変えて、肩紐をフレームに巻きつけて、輪行袋のファスナーを閉じて、はい!おしまい。 カートに輪行袋とトランクバッグサイドバッグと簡易リュックを乗せて空港内へと移動した。
手荷物検査場へ行き、いつものように係員による目視での輪行袋内の検査を受け、いつものように輪行袋の中のサドルバッグを開けるように言われ、サドルバッグの中のパンク修理キットのケースの中をチェックされた。まあゴム糊は持ってきていないので何も問題ないし、ついでにチェーンオイルもホテルに預けてあるので、こちらも問題ない。
輪行袋の目視チェックとサイドバッグとトランクバッグのX線チェックを無事に終え、前回と同様に、残ったサイドバッグの1つと簡易リュックを機内へ持っていくことにした。
12:30の出発まではまだ時間があるので、保安検査場へ行く前にレストランで早めの昼食を食べることにした。
と言うわけで、石垣空港で食べた昼食はこちらの"アーサーと海ぶどうの八重山そば"。
写真のように、沖縄名物のアーサーと海ぶどうを使った緑色の色彩の一風変わった食べ物で、海ぶどうのプチプチ言う食感が面白かった。
空港内ではいつものさんぴん茶ではなく、「乾杯のときに」と書かれた"うっちん茶"と言うのを買って飲んでみた。
ジャスミン茶の別名なのが"さんぴん茶"。"うっちん茶"はカレーのスパイスの1つであるウコンを原料にしたお茶と言うことである。当然味もウコン味となっている。私は抵抗なく飲めたが、ダメな人はダメらしい、そんなお茶である。
時刻は10時15分過ぎで、搭乗までは後2時間ある。暫く携帯ゲーム機で遊んで時間を潰した。
定刻通り出発した飛行機は無事に那覇空港に着陸した。
手荷物受取所で、愛車とトランクバッグとサイドバッグを受け取り、カートに乗せて那覇空港内の移動を開始した。
手荷物受取所を出て到着ロビーへ。
さてさて、いつもならそのまま空港の外に出て愛車を組み立てて出発するところだが、今回は少し違うパターンを取ることに決めていた。その経緯は以下の通り。
今日は那覇市内のビジネスホテルへ宿泊予定となっており、その宿泊先の那覇オリエンタルホテルには駐輪場が無いのは前回泊まった時に確認済み。なので、今ここで自転車を組み立てても、6km走った30分後には部屋へ持ち込むのに再び自転車をバラす必要がある。そしてその組み立ててすぐバラしての作業は、再び那覇空港に戻ることになる明日の朝も同様となるので、組み立ててバラしてを計4回繰り返す必要がある。
それと、今回は比較的天候には恵まれているものの、長旅になれば何度か雨天に当たるのは致し方ないこと。今現在は大丈夫だが、今日の夕方くらいから明日に掛けて強い雨が降る予報となっていた。雨の中30分走るためにわざわざ自転車を組み立てる・・。
そんな状況下で、ふと思ったのが、自転車を空港の一時荷物預かり所に明日まで預けておいて、ホテルの往復にはゆいレールを使うことにしたら、4回の解体組立作業は不要だし、雨の中愛車を走らせる必要もなくなるのではないかと言うこと。
ふと思いついた案だったが、面倒もなくなるし、乗りたかったゆいレールにも乗れるし、その手でいくことにあっさり決めてしまった。
と言うことで、那覇空港1階にある荷物一時預かり所へ行き、簡易リュックに詰め替えた着替えと携帯ゲーム機、地図以外を預かってもらうよう話してみた。
あまりに高いようなら、コインロッカーに入らない輪行袋だけにして、他はコインロッカーに入れようかとも思ったが、(最初はもう少し高い金額を言われていたのだが)少しだけまけてくれて全部で2100円にしてくれたので、一式預けることにした。
簡易リュックとウエストバッグだけになり、すっかり身軽になったところで、ここからはゆいレールと徒歩で那覇市内へと向かう。
那覇空港と ゆいレール那覇空港駅とは連絡通路で接続されているのでその連絡通路を渡った。
こちらが沖縄唯一の電車となる沖縄モノレールのゆいレール。
高いところを進むのでなかなか気持ち良い。
宿泊先の沖縄オリエンタルホテルへ行くなら、美栄橋駅が最寄り駅となるが、敢えて県庁前駅で下車した。
沖縄県庁舎はこちらの建物になる。
沖縄県庁前で下車したのは、こちらの国際通りを観て行きたいと思ったからである。
県庁前駅から牧志駅まで続く国際通りは、飲食店やおみやげ屋、娯楽施設等沢山立ち並ぶ沖縄随一の繁華街、そして観光名所の1つである。そんな国際通り、私が立ち寄った時間帯はちょうど修学旅行生と思しき少年少女達が多く訪れていて賑わっていた。
途中から粒の大きい雨がポツポツと降り始めてやや落ち着かなくなったものの、傘を買って差すほどではなく、そのままいくつも店を見て回りながら国際通りを進んでいった。
そうして国際通りを進んでいると、何となく腹が空いてきた。そう言えば今日は、10時と言う朝食なんだか昼食なんだかわからないような時間に、石垣空港で八重山そばを食べたんだった。14時半という今くらいの時間にお腹が空いてきても不思議ではない気がする。っと言うことで、二回目の昼食を食べに軽食を扱っている喫茶店のような店に入った。
その店で注文したのは、こちらのタコライスである。前回、海洋博公園で食べたタコライスが美味しかったので、ここでもメニューで見つけて注文した訳である。キャベツが特盛過ぎてご飯が全く見えなくて、サラダみたいに見えるかもしれないが、タコライスである。
この店では複数種類あるトロピカルジュースから1品選んで、合わせて700円のセットの提供があったので、シークワーサーのトロピカルジュースも一緒に頼んだ。
良い感じで腹が膨れたところで、再び国際通りを歩み始めた。
いつの間にか随分進んでいたらしく、ふと気が付くとホテル最寄り駅の美栄橋駅のすぐそばまで来ていた。明日の朝迷わずに来るため、ゆいレール美栄橋駅には寄っておきたかったので、名残惜しいが国際通り散策はここまでにして、美栄橋駅経由で宿泊先の沖縄オリエンタルホテルを目指すことにした。
国際通りを左へ逸れてすぐに、ゆいレール美栄橋駅があった。
明日はここからゆいレールに乗って真っ直ぐ那覇空港まで行けば良い。乗車時間は14分となっているので、若干待ち時間があったとしても20分くらいだろうか。
美栄橋駅から沖縄オリエンタルホテルまでは近かった。多分10分掛かっていないと思う、そんな距離だった。
ホテルのフロントにて、宿泊+朝食セットの料金3,300円を前払いで支払った。実はこの3,300円は同じ沖縄オリエンタルホテルの前回(宿泊時の食事なし)の料金と同額だったりする。朝食込みでこの値段は流石に安すぎる気がする。
このチェックインのタイミングで、預かり証を渡して前回預かってもらったチェーンオイルを受け取っておいた。
チェックイン手続きを終え、ルームキーを手に部屋へ向かった。今回利用した部屋は前回利用した部屋の何と隣の部屋だった。
部屋に愛車が無いという点が、前回と異なっていた。
部屋で一息ついた後、目の前にある郵便局へ立ち寄るのに出掛けることにした。チェーンオイルを自宅へと郵送するためである。まあ封筒もあるし宛先も書いたし、切手も事前に準備してありもう貼り付けてあるので、郵便局の前にある郵便ポストで事足りてしまったが。
そのまま夕食にとも思ったが、15時前という変な時間に昼食2回目なんて事をやってしまったので、全然腹が減っていない。仕方がないので、小腹が空いた時に食べようと、とまりん1階にあるローソンで菓子パンとお茶を買ってからホテルへと戻ってきた。
沖縄で買うお茶と言えば、やはりこのさんぴん茶だろう。前述した さんぴん茶=ジャスミン茶は、実はこの記事を書いていて初めて知ったことである。ジャスミン茶なら北海道でも十分買うことはできたはずだが、私は今までそれ程好んで飲んでいなかった。それが、ここ沖縄では気が付けばいつもさんぴん茶を買って飲んでいた気がする。
さてさて、残すところいよいよ明日1日となってしまった今回のツーリング。最後まで気を抜かず事故に遭わないように注意していこう。
■走行ルート
より大きな地図で 日本縦断ツーリング[PART5]【2013春 南西諸島編】(17)石垣島~那覇 を表示
■2013/5/10(金) くもり
ルート: 石垣島~那覇
走行距離: 15.57km
平均時速: 16.6km/h
最高時速: 42.6km/h
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宿泊地: 那覇
宿泊先: 沖縄オリエンタルホテル
私の日本縦断ツーリングにおいて同じ宿泊場所に泊まるのは、実は水戸の友人M宅以来で今回が二度目となる。日本縦断や日本一周のような長期間に及ぶツーリングを行った先人のブログ等を読むと、同じ宿泊地に連泊することは普通に行われることのようなので、私のツーリングがいかに余裕のない慌ただしいものだったかと言うことである。会社勤めの日数の決められた休暇の中で、よく日本縦断を達成出来たものだと我ながら感心してしまう。
もともとの予定だと、今日は西表島の島内を移動して上原港から高速艇に乗り石垣港へ。石垣港から石垣空港へ移動して、12:30の飛行機で那覇へ移動。・・と言う慌ただしい今日の予定だった。
その予定だと西表島からの船が遅れると那覇へ移動できない不安があり、直前になって予定を組み直したので、現在は既に石垣島にいる訳で、お陰で今日は現在地の米原キャンプ場から12~13kmの道のりをのんびり石垣空港へ向かって、飛行機に乗れば良いだけになっている。
のんびりと言っても、12:30発の飛行機なら搭乗手続きや手荷物検査の事を考慮して2時間前に手荷物検査場。輪行袋に入れる時間を考慮して更に30分前。キャンプ場から石垣空港までの移動時間が1時間。トラブル対応予備で1時間。以上を踏まえてキャンプ場出発は8時を予定していた。
そんな予定に従い、後はサイドバッグを車体に取り付けるだけになったのは7:40頃。若干早いが、まあ大体予定通りと言ったところだった。
赤いテントの隣人に二度目のお別れの挨拶をした後、キャンプ場をあとにし、空港へと道を進み始めた。
県道87号を走り、於茂登トンネルを抜け、坂道を駆け下り、県道211号との交差点を左折。3度目ともなると、もう勝手知ったるなんちゃらと言った感じである。国道390号に入り、原野の道を南に行くと石垣空港に着いた。脇に生えているソテツの木が南国らしさを演出しているのが見て取れるだろう。
特に何のトラブルもなく着いたので、石垣空港到着は8:40頃だった。ちょっとばかり時間的に早いが、さっさと輪行袋に入れる作業に入ることにした。今回の作業場所はここらにしよう。
上空での気圧の変化を考慮して、念のため前輪後輪の空気圧を少し下げた後、前輪を外して、ハンドルを90度捻って、トランクバッグからはみ出るテントのポール等の長物をリアキャリアに縛り付けて、前輪の入ったホイール袋を車体に括り付けて、バックミラーをハンドルの内側に入るように角度を変えて、肩紐をフレームに巻きつけて、輪行袋のファスナーを閉じて、はい!おしまい。 カートに輪行袋とトランクバッグサイドバッグと簡易リュックを乗せて空港内へと移動した。
手荷物検査場へ行き、いつものように係員による目視での輪行袋内の検査を受け、いつものように輪行袋の中のサドルバッグを開けるように言われ、サドルバッグの中のパンク修理キットのケースの中をチェックされた。まあゴム糊は持ってきていないので何も問題ないし、ついでにチェーンオイルもホテルに預けてあるので、こちらも問題ない。
輪行袋の目視チェックとサイドバッグとトランクバッグのX線チェックを無事に終え、前回と同様に、残ったサイドバッグの1つと簡易リュックを機内へ持っていくことにした。
12:30の出発まではまだ時間があるので、保安検査場へ行く前にレストランで早めの昼食を食べることにした。
と言うわけで、石垣空港で食べた昼食はこちらの"アーサーと海ぶどうの八重山そば"。
写真のように、沖縄名物のアーサーと海ぶどうを使った緑色の色彩の一風変わった食べ物で、海ぶどうのプチプチ言う食感が面白かった。
空港内ではいつものさんぴん茶ではなく、「乾杯のときに」と書かれた"うっちん茶"と言うのを買って飲んでみた。
ジャスミン茶の別名なのが"さんぴん茶"。"うっちん茶"はカレーのスパイスの1つであるウコンを原料にしたお茶と言うことである。当然味もウコン味となっている。私は抵抗なく飲めたが、ダメな人はダメらしい、そんなお茶である。
時刻は10時15分過ぎで、搭乗までは後2時間ある。暫く携帯ゲーム機で遊んで時間を潰した。
定刻通り出発した飛行機は無事に那覇空港に着陸した。
手荷物受取所で、愛車とトランクバッグとサイドバッグを受け取り、カートに乗せて那覇空港内の移動を開始した。
手荷物受取所を出て到着ロビーへ。
さてさて、いつもならそのまま空港の外に出て愛車を組み立てて出発するところだが、今回は少し違うパターンを取ることに決めていた。その経緯は以下の通り。
今日は那覇市内のビジネスホテルへ宿泊予定となっており、その宿泊先の那覇オリエンタルホテルには駐輪場が無いのは前回泊まった時に確認済み。なので、今ここで自転車を組み立てても、6km走った30分後には部屋へ持ち込むのに再び自転車をバラす必要がある。そしてその組み立ててすぐバラしての作業は、再び那覇空港に戻ることになる明日の朝も同様となるので、組み立ててバラしてを計4回繰り返す必要がある。
それと、今回は比較的天候には恵まれているものの、長旅になれば何度か雨天に当たるのは致し方ないこと。今現在は大丈夫だが、今日の夕方くらいから明日に掛けて強い雨が降る予報となっていた。雨の中30分走るためにわざわざ自転車を組み立てる・・。
そんな状況下で、ふと思ったのが、自転車を空港の一時荷物預かり所に明日まで預けておいて、ホテルの往復にはゆいレールを使うことにしたら、4回の解体組立作業は不要だし、雨の中愛車を走らせる必要もなくなるのではないかと言うこと。
ふと思いついた案だったが、面倒もなくなるし、乗りたかったゆいレールにも乗れるし、その手でいくことにあっさり決めてしまった。
と言うことで、那覇空港1階にある荷物一時預かり所へ行き、簡易リュックに詰め替えた着替えと携帯ゲーム機、地図以外を預かってもらうよう話してみた。
あまりに高いようなら、コインロッカーに入らない輪行袋だけにして、他はコインロッカーに入れようかとも思ったが、(最初はもう少し高い金額を言われていたのだが)少しだけまけてくれて全部で2100円にしてくれたので、一式預けることにした。
簡易リュックとウエストバッグだけになり、すっかり身軽になったところで、ここからはゆいレールと徒歩で那覇市内へと向かう。
那覇空港と ゆいレール那覇空港駅とは連絡通路で接続されているのでその連絡通路を渡った。
こちらが沖縄唯一の電車となる沖縄モノレールのゆいレール。
高いところを進むのでなかなか気持ち良い。
宿泊先の沖縄オリエンタルホテルへ行くなら、美栄橋駅が最寄り駅となるが、敢えて県庁前駅で下車した。
沖縄県庁舎はこちらの建物になる。
沖縄県庁前で下車したのは、こちらの国際通りを観て行きたいと思ったからである。
県庁前駅から牧志駅まで続く国際通りは、飲食店やおみやげ屋、娯楽施設等沢山立ち並ぶ沖縄随一の繁華街、そして観光名所の1つである。そんな国際通り、私が立ち寄った時間帯はちょうど修学旅行生と思しき少年少女達が多く訪れていて賑わっていた。
途中から粒の大きい雨がポツポツと降り始めてやや落ち着かなくなったものの、傘を買って差すほどではなく、そのままいくつも店を見て回りながら国際通りを進んでいった。
そうして国際通りを進んでいると、何となく腹が空いてきた。そう言えば今日は、10時と言う朝食なんだか昼食なんだかわからないような時間に、石垣空港で八重山そばを食べたんだった。14時半という今くらいの時間にお腹が空いてきても不思議ではない気がする。っと言うことで、二回目の昼食を食べに軽食を扱っている喫茶店のような店に入った。
その店で注文したのは、こちらのタコライスである。前回、海洋博公園で食べたタコライスが美味しかったので、ここでもメニューで見つけて注文した訳である。キャベツが特盛過ぎてご飯が全く見えなくて、サラダみたいに見えるかもしれないが、タコライスである。
この店では複数種類あるトロピカルジュースから1品選んで、合わせて700円のセットの提供があったので、シークワーサーのトロピカルジュースも一緒に頼んだ。
良い感じで腹が膨れたところで、再び国際通りを歩み始めた。
いつの間にか随分進んでいたらしく、ふと気が付くとホテル最寄り駅の美栄橋駅のすぐそばまで来ていた。明日の朝迷わずに来るため、ゆいレール美栄橋駅には寄っておきたかったので、名残惜しいが国際通り散策はここまでにして、美栄橋駅経由で宿泊先の沖縄オリエンタルホテルを目指すことにした。
国際通りを左へ逸れてすぐに、ゆいレール美栄橋駅があった。
明日はここからゆいレールに乗って真っ直ぐ那覇空港まで行けば良い。乗車時間は14分となっているので、若干待ち時間があったとしても20分くらいだろうか。
美栄橋駅から沖縄オリエンタルホテルまでは近かった。多分10分掛かっていないと思う、そんな距離だった。
ホテルのフロントにて、宿泊+朝食セットの料金3,300円を前払いで支払った。実はこの3,300円は同じ沖縄オリエンタルホテルの前回(宿泊時の食事なし)の料金と同額だったりする。朝食込みでこの値段は流石に安すぎる気がする。
このチェックインのタイミングで、預かり証を渡して前回預かってもらったチェーンオイルを受け取っておいた。
チェックイン手続きを終え、ルームキーを手に部屋へ向かった。今回利用した部屋は前回利用した部屋の何と隣の部屋だった。
部屋に愛車が無いという点が、前回と異なっていた。
部屋で一息ついた後、目の前にある郵便局へ立ち寄るのに出掛けることにした。チェーンオイルを自宅へと郵送するためである。まあ封筒もあるし宛先も書いたし、切手も事前に準備してありもう貼り付けてあるので、郵便局の前にある郵便ポストで事足りてしまったが。
そのまま夕食にとも思ったが、15時前という変な時間に昼食2回目なんて事をやってしまったので、全然腹が減っていない。仕方がないので、小腹が空いた時に食べようと、とまりん1階にあるローソンで菓子パンとお茶を買ってからホテルへと戻ってきた。
沖縄で買うお茶と言えば、やはりこのさんぴん茶だろう。前述した さんぴん茶=ジャスミン茶は、実はこの記事を書いていて初めて知ったことである。ジャスミン茶なら北海道でも十分買うことはできたはずだが、私は今までそれ程好んで飲んでいなかった。それが、ここ沖縄では気が付けばいつもさんぴん茶を買って飲んでいた気がする。
さてさて、残すところいよいよ明日1日となってしまった今回のツーリング。最後まで気を抜かず事故に遭わないように注意していこう。
■走行ルート
より大きな地図で 日本縦断ツーリング[PART5]【2013春 南西諸島編】(17)石垣島~那覇 を表示
■2013/5/10(金) くもり
ルート: 石垣島~那覇
走行距離: 15.57km
平均時速: 16.6km/h
最高時速: 42.6km/h
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宿泊地: 那覇
宿泊先: 沖縄オリエンタルホテル


この記事へのコメント
まだ、沖縄モノレールは建設中の頃に。
ブログを拝見して、懐かしく思いました。
「豆腐よう」をつっつきながら毎晩乾杯してました。
うまかったなぁ~。
「海ぶどう」も食べましたよ。不思議な食感ですよね。
記事に書いたように、空港に愛車を預けるズルをして、ゆいレールに乗ってしまいました。見知らぬ土地の公共交通機関を利用するのって、何かワクワクしますよね。