日本縦断ツーリング[PART5]【2013春 南西諸島編】(2) 喜界島

 予定ルートの記事で書いた通りで、今回の南西諸島編のツーリングで最初に訪れる島は喜界島になる。
 喜界島よりももっと鹿児島寄りにあり、知名度の高い種子島や屋久島を今回のツーリングの初っ端に行かないのには理由がある。それは、種子島や屋久島からは沖縄方面へ進む航路が無く、種子島や屋久島へ行った場合は再び鹿児島港へ引き返さなければいけないということがある。そういった航路の兼ね合いで、縦断ではなく九州一周とかやる時に廻った方が良さそうに思えて、今回は種子島と屋久島を外している。
 また、鹿児島港と喜界島の間にはトカラ列島という複数の島があり、こちらは鹿児島港へ戻らずに奄美大島へ渡ることができるが、3日に1便という不便さがあり、残念だが今回のツーリングのルートから外している。

 そんな訳で今回のツーリングの最初の島に決定した喜界島。その喜界島の港に到着するのは、今回乗船したフェリーあまみでは4:40と朝早く、寝坊するのではと心配していたが、1時間前の3:40にセットしておいた腕時計のアラームで何とか無事に起床することができた。

 身支度を整えようと寝台から出たところで、隣の寝台のおじいさんとバッタリと会ったので、就寝中の周りの迷惑にならないくらいの小声で「おはようございます」と挨拶した。

 今回私が利用している定員8人の2等洋室は、その定員の半数の4人が同居していた。そのうちの一人に今挨拶したおじいさんがいた。昨日の夜話した時に聞いた話では、喜界島に住んでいる息子宅へ遊びに行く予定で乗船しているという話。
 私が喜界島で下船して一日喜界島に滞在する予定であることを伝えると、喜界島はそれ程大きい島ではないが、色々見どころは多い島なので是非楽しんで行って欲しいと言い、喜界島の観光パンフレットを見てあれこれ名所を教えてもらった、そんな親切で気さくなおじいさんだった。

 昨日鹿児島市内で買っておいた朝食のパンは喜界島に下船した後で食べるつもりなので、身支度を整え終わった後は、船内放送を待って車両デッキへ向かうのみだった。
 やがて、「間もなく喜界島到着となるので、ドライバーは車両デッキへ移動してください」といった内容の船内放送が掛かったので、おじいさんと一緒に車両デッキへ移動した。

 フェリーあまみ車両デッキでは、係員の手にによって既に固定ロープ等を外された愛車が下船を待っていた。
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 5つの港に寄港するこのフェリーでは、巨大な車両デッキを寄港先毎にエリア分けして使っており、2階車両デッキの写真のエリアは喜界島で下船する車両のエリアになっていたが、喜界島へ自動車を持ち込む人は少ないらしく、写真に写っている自動車2台と私の愛車の自転車だけであった。ちなみに2台の車のうち、シルバーの車の方がおじいさんの車で、もう一台の軽トラの方は港湾関係者の車だった。
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 喜界島の港に接岸し、係員の指示に従い下船した。この時間では外は真っ暗だった。
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 先程まで乗っていたフェリーあまみを喜界港から見たところ。
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 上記の写真を見て路面が濡れているのが分かると思うが、喜界島ではなんと雨が降っていた。昨日までの天気予報ではそんな予報は全然なかったのだが・・。
 まあ何はともあれ喜界島到着である。取り敢えずは、明るくなるまで港の待合室で朝食のパンでも食べて待っていることにした。
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 5:30頃、日が登り周囲が明るくなったので、そろそろ港湾地区を離れ喜界島巡りに出発することにした。

 喜界島を時計回りに進み、まずやって来たのは"雁股の泉"。
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 なかなか情緒がある泉だが、泉の中に鯉が泳いでいるのが「なんで!?」と言う感じだった。
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 次にやって来たのは"ムチャ加那公園"。
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 なんか名前がおかしなことになってはいるが、なかなか美しい公園であった。
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 塩道長浜公園。ここらまで来て、やっと朝から降っていた雨が完全に止んだので、着ていたレインウェアを脱いでバッグにしまった。
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 バックに生えているのはソテツの木で、南国らしさ溢れる雄々しい木である。
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 こちらの木も名前は知らないが南国らしい木。
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 えらくゴツい実をつけていた。
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 こちらも同じ塩道長浜公園の中で、海へ突き出た堤防の先端になる。
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 樹齢300年のソテツ巨木。
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 少し離れて見ると、幾重にも折り重なった樹木が何か化け物のように見えて怖い。
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 "サンゴの石垣"は、隆起珊瑚礁の島である喜界島ならでは。
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 カジュマル巨木。
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 ソテツ巨木も凄かったが、こちらのカジュマル巨木も負けていない!ものすごい存在感を放つ木であった。
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 観光パンフには載っていなかったが、"手久津久公園"。作りたてホヤホヤな公園だった。
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 "荒木仲里遊歩道"。
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 ここは真っ赤な夕日が綺麗なデートスポットらしいが、現時刻は早朝につき、残念ながらそのようなムードのある景観ではなかった。
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 喜界空港は、こじんまりとした小さな空港だった。
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 滑走路が見えるこちらの場所で暫し休憩。
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 喜界空港を出発し少し走ると、港湾地区へ、そしてこの"ようこそ喜界島へ"の前に着いたのだった。これにて喜界島一周は終了~!時刻は8:40、ゆっくり回って所要時間は3時間くらいだった。
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 下船時に真っ暗の中賑わっていた港はすっかり静まり返っていた。
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 寝床を作るには恐ろしく早い時間だが、取り敢えずキャンプ場へ向かうことにした。
 今日利用する空港臨海公園キャンプ場は、先程訪れた喜界空港のすぐ裏にあり、ここからの所要時間は10分と掛からない場所となっていた。

 キャンプ場利用の受付を喜界ガーデンゴルフというゴルフ場で行った後、受付の建物から少し離れた所にあるテント設営場所へやって来た。芝生が綺麗なキャンプ場という印象だった。
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 そしてキャンプ場の目の前にはこんなに美しいスギラビーチという海水浴場が! 
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 こちらの建物はトイレや水シャワー等が入っている建物。
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 スギラビーチの整備をしていた人に聞いた話では、喜界島の海開きは4/28。今日は4/25なので厳密にはまだなのだが、整備している人からは泳ぎたければ泳いで全然OKと言われた。ここらの地方の海はその気になれば年中泳げるくらい水温が高いと言う話なのである。北海道の札幌に住む私にとっては信じられない話だが、実はそのあたりの話は事前調査済みだったりする。 と言うことで、今回のツーリング荷物には密かに海水浴道具の準備がしてあった。
 そんな訳で、テントの設営場所をさっさと決めてテントを設営。
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 後は、さっさと水着に着替えて、この美しい南国の海にダイブすることにした。
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 一人旅での海水浴では、財布等の貴重品の置き引きが心配となる。今回利用したこのキャンプ上では、ゴルフ場の鍵付きロッカーを夕方まで貸してもらったので、海水浴中の貴重品の保管はそちらを利用した。

 午前中から泳ぎ始めて、途中、ゴルフ場受付の建物の中にあるレストランでエビピラフを昼食に食べて、午後からまた海水浴。やがて16時頃まで泳いでクタクタになったところで、海水浴を終わりにすることにした。
 
 再び、ゴルフ場受付の建物へ行って温水シャワーを浴びた後、ロッカーから貴重品を回収し、そのまま今日の夕食と明日の朝食を仕入れるため、受付で教えてもらった最寄りのスーパー"ショッピングセンターふくり"へ愛車に乗って向かった。ショッピングセンターふくりでは、夕食におにぎりと惣菜、朝食にパンを買った。

 その後は、自分のテントへ戻り、後はテントの中でのんびり夜を過ごした。

■走行ルート


■2013/4/25(木) 雨のち曇り
 ルート:   喜界島周回 (時計回り)
 走行距離: 53.70km
 平均時速: 14.6km/h
 最高時速: 36.0km/h
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 宿泊地:  喜界島
 宿泊先:  空港臨海公園キャンプ場 テント泊

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この記事へのコメント

じゃんぼ
2013年05月18日 12:46
初めまして、いつも楽しく拝見しています。
本文を読みながら、次は自分もと!…多分無理ですが(笑)(3)も楽しみにしています。
PS私も札幌在住です。^^(宜しくです。
2013年05月18日 17:15
じゃんぼさん、初めまして~
天候に恵まれなかったらしい今年の札幌のG/W・・、何回かに渡って綴る私の南国の自転車旅行記がこれの気晴らしになれば嬉しいです。
2013年05月20日 00:05
喜界島って、名前は聞いたことあるけど、ほとんど知りませんした。
思わずググッて、色々風景とか見て回りました。
平坦で、自転車で回るには良さそうな島ですね。
2013年05月20日 06:49
フェリーの中で出会った喜界島に縁のあるおじいさんに島の名所を色々教えてもらってたので、記事では喜界島の魅力をうまく紹介できたように思ってます。離島はツーリングマップルでもあまり見所が載っていませんし。。

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