日本縦断ツーリング[PART5]【2013春 南西諸島編】(5) 徳之島~沖永良部島

 5日目の朝は4:30に起床した。
 テントの中で朝食のパンを食べながら携帯電話で天気予報をチェック。現在地及び周辺地域では今日明日、それ以降も好天が続くらしい。そう言えば北海道の天気はどうなってるのかなと思い、何気に北海道の天気を見てみると、雨やら雪やら低温やら何か酷いことになっている・・。こちらに走りに来て正解だったかも、と北海道の人達には悪いがそんなことを思ってしまった。

 出発準備が整ったのは6時過ぎ。さて今日も走り出すことにしよう~
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 畦キャンプ場から県道629号へ向かう道は写真のような道。
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 徳之島にもハブは生息していて、そのハブは草むらの中に潜んでいることが多いが、稀に木の枝にいて下を通りかかったもの目掛けて飛びかかってくることもあるらしいとか。そんな話を聞いていたものだから、木々の間を抜けるような道ではハブが降ってこないか心配で堪らない。

 県道に入った後は、昨日入港した平土野港とは反対側にある徳之島のもう一つのフェリー港 亀徳港を目指して進んで行った。

 鹿児島から沖縄への航路には、マルエーフェリーとマリックスラインが航行する通称"表航路"と、奄美海運(こちらも現在はマルエーフェリー傘下になっている)が航行する通称"裏航路"が存在する。その表航路と裏航路については、地名だけ書いてもわかりづらいので、Googleマップにしてみた。

より大きな地図で 鹿児島~沖縄間フェリー航路 を表示
 地図上で、青線と青いマーカーで表しているのが表航路。赤線と赤いマーカーが裏航路になる。ザックリ言うと、喜界島を経由せず那覇港まで行く方が表航路。喜界島を経由し終点が沖永良部島の知名港の方が裏航路となっている。
 私の利用する港で言うと、昨日入港したのは徳之島の裏航路港の平土野港で、今日出港するのは徳之島の表航路港の亀徳港と言うことになる。

 畦キャンプ場から亀徳港までは20km弱の距離。1時間半くらいのゆっくりペースでその亀徳港の港湾施設前に到着した。
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 フェリーの出港時刻は9:40とまだ2時間以上時間がある。そのためか亀徳港の港湾施設のドアはまだ解錠されてすらいなかった。少し港でも見に行って時間を潰すことにした。
 ここのフェリー埠頭は、釣り糸を垂らせばたちどころに何か釣れそうな・・、そんな雰囲気であった。
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 8時少し前になり亀徳港の待合室のドアが解錠されたので、中に入り事前に乗船申込み用紙に記入をしておいた。その後、8時になってフェリーの乗船受付が始まったので記入済みの乗船申込み用紙を窓口に出して乗船手続きを終えた。
 ちなみに今回乗船するフェリーはマリックスラインで、これまで乗船したマルエーフェリー(及び奄美海運)とはライバル会社のフェリーとなる。裏航路を航行する奄美海運を傘下に入れているマルエーフェリーと違い、マリックスラインの方は、表航路のみとなっている。
 表航路ではマリックスラインとマルエーフェリーとが交互に船を航行させているため、連日フェリーに乗船していれば今日のようにマリックスラインの方になる日があると言うわけである。

 そのマリックスライン クイーンコーラルプラスの料金は、2等和室が1740円、自転車が830円だった。
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 乗船待合場所で待っていると、クイーンコーラルプラスが港へと入港してきた。
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 いつものように自転車を押して車両デッキからの乗船すると、車両デッキ内で待ち構えていた係員に愛車をひったくられてしまい、すぐに客室へ移動するよう指示された。と言うことで車両デッキ内の写真はなし。

 車両デッキから客室通路へ出ると、今まで乗ったマルエーフェリーよりも設備がしっかりしている印象を受けた。例えばこのコインロッカーなどがそうだ。こういった必要最低限の設備をマルエーの方のフェリーでは(もしかしたらあったのかもしれないが)見かけなかった。
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 使う客室の案内も大きく貼りだしてあり分かりやすい印象。今日の私は和泊で下船なので、この階の右手へ進めば良いらしい。
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 船は5階まであり、客室があるのは2~4階までで、5階は外を眺めるのに良い広い甲板になっているらしい。
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 こちらは4階の一角にあるゲームコーナーと風呂場になる。失敗した、風呂に入れるのなら風呂道具を手荷物として持ってくるんだった。。
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 こちらは自販機コーナー。
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 定刻9:40になり、クイーンコーラルプラス号は徳之島亀徳港を出港した。このまま5階の甲板へ行ってみよう。
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 こちらがその甲板、ひろーい!
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 H記号のヘリポートまである。
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 ひと通り船内を見て回ったので、沖永良部島に到着する11:30まで2等和室でゴロゴロして過ごすことにした。さすがは表航路、昨日まで乗船していた裏航路と混み具合は全然違っており、ちょっと客室内の写真は撮れなかった。

 11:30を少し過ぎた頃、クイーンコーラルプラス号は沖永良部島の和泊港に入港した。
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 昨日まで乗船したマルエーフェリーの場合、到着直前に車両デッキへの移動を促される放送が掛かったが、このマリックスラインは違っていた。
 到着10分くらい前の11:20頃に「乗船口前でお待ちください」と放送され、その放送を聞いた私は何の疑いもなく車両デッキの方へ行こうとしたところ、係員に止められ「船が完全に停止してから車両デッキへ案内しますので、暫くお待ち下さい」と注意されてしまった。

 車両デッキの愛車の元へ移動したのは、たしか一般乗降口からの下船が始まったのよりも後だった。そして、乗船時と同様に車両デッキ内では係員の指示の下、即座に移動することとなり、下船時も車両デッキの写真撮影は出来なかった、残念。。

 まあそんなこんなで、沖永良部島の和泊港に降り立ったのは12時少し前だった。
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 明日の出港は12時と遅い時間なので、沖永良部島観光は明日にすることとし、肌がジリジリ来るほどの晴天の今日は2度目となる海水浴を楽しむことにした。そう言えばこの辺りの海開きは4/28と言っていたので、ちょうど今日だ。
 そんなわけで、ここ和泊港から左折して、海水浴場となっている笠石海浜公園へ行くこととした。この笠石海浜公園は都合の良いことに今日の宿泊先のキャンプ場にもなっていた。
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 10分くらいで今日の宿泊地 笠石海浜公園へ到着した。なんか今日は全然走っていない気がするwww
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 笠石海浜公園の場所を把握したところで、すぐには行かず、まずは少し戻ったところにあった商店で弁当を買って昼食にすることにした。フェリーの中で食べようと思っていたが、今回はちょっと食べ損なっていたのである。この商店、弁当やパンの品揃えはあまり良くなく、夕食は別の店を探した方が良さそうだった。

 今度こそ本当に、笠石海浜公園へ到着した。
 自転車での観光は明日にする予定だが、こうして沖永良部島の観光案内板を見ると、色々と見所はありそうだった。
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 ビーチへ出てみた。南国らしい白い砂浜の綺麗なビーチという印象。
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 泳ぐ前にテントを張って、荷物をテントの中に隠してしまいたい。そんな訳で、まずはテントの設営場所を探すことにした。
 ここは管理人不在の無料のキャンプ場で、テント設営場所はどこでもOKらしい。海水浴で行き来しやすい場所で、波を被らない高さで、出来れば平らな場所が良い。それとテントが砂まみれならないように芝生があればそこが良いと色々と注文が多い私。残念ながらここ笠石海浜公園のビーチには、昨日までの3日間のような綺麗で平らな芝生などなく、写真の場所で妥協を余儀なくされたのだった。
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 目の前がエメラルドグリーンのビーチというのは最高だが、ところどころに岩や硬い木の根がある砂の海岸にテントを張るのはあまり慣れていないので、どうにも落ち着かない今日の寝床になった。
 まあそれはそれとして、折角の海水浴日和、早速泳ぐことにしよう!

 前回海水浴をしたのは2日目の喜界島のスギラビーチだった。そこの海も綺麗だったが、今日の笠石海浜公園のビーチはそれよりも良かった。何が良かったかと言うと、珊瑚礁や岩陰等ちょっと潜ってみるとそこら中、熱帯系の魚が沢山泳いでいるのが見れたからである。まさに南国の海、北海道の海水浴では味わえない楽しさがそこにはあった。

 泳ぎながら今日の夕食のことを考えていた。と言っても、泳いでいる熱帯魚をとっ捕まえて食ってやろうとか考えた訳ではなく、どこの店で食べようかとか買ってこようかと言う話である。
 もう既に海水浴でクタクタになってしまっているし、これから自転車に乗って出掛けるのは億劫である。そう言えば確か、公園内に軽食を食べられる海の家があった筈、そこで夕食を食べることにしよう。

 日曜日なので家族連れが多く訪れて、そして海を見に来ていたが、みんな波打ち際で少し遊んでいくだけ、たしか今日は海開きの日な筈なのに誰も泳ごうとはしない。結局この日も海水浴客は私一人だけだった。
 16時前くらいでそんな一人ぼっちの海水浴を切り上げて、水シャワーで海水を落とした後、海の家へ行った。ご飯は出尽くしてしまったらしく麺類ならあると言うことだったので、ここではとんこつラーメンを注文して食べた。

 海の家を出た後は、その店の近くの自動販売機で飲み物を買ってテントへと引き返し、涼しくなるのを待ってからテントの中へ。

 夕食の時間が早かったのと、食べたのが腹持ちのあまり良くないラーメンだったのとで、夜8時頃になって猛烈に腹が空いてきてしまった。仕方なしと、非常食としてサイドバッグに入れてあったカロリーメイトのフルーツ味を引っ張りだして食べ空腹を和らげることにした。

 自転車での走行距離は30kmにも満たず、泳いで甲羅干しして、海の家でラーメン食べて、夜テントの中でひもじくなってカロリーメイト食べてと・・。多分この旅一番の変な一日だったと思う。

■走行ルート


■2013/4/28(日) 晴れ
 ルート:   徳之島(亀徳)→沖永良部島(和泊)
 走行距離: 27.57km
 平均時速: 14.6km/h
 最高時速: 50.1km/h
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 宿泊地:  沖永良部島
 宿泊先:  笠石海浜公園キャンプ場 テント泊

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この記事へのコメント

2013年06月01日 23:57
いいねぇ~、南の島。
畦キャンプ場から県道629号へ向かう道、北海道には
無い景色で走ってみたい。

こちらは、今シーズン、まだ一度もクロスバイクに乗れてないです。(--;
朝起きれなくて、朝ポタもしてない。
ちょっと堕落気味。

MTBもタイヤをセミスリックにして、堕落街道まっしぐらです。

カツ入れるため、どっか行きましょう~。
2013年06月02日 10:01
んさんこんにちは。
今年の北海道は、最近になってやっと暖かくなってきた感じなので、体の方がまだ自転車シーズンモードになっていないのかもしれませんね。まあまた機会を見つけて一緒に走りに行きましょう。

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