日本縦断ツーリング[PART4]【2012春 山陽・九州編】(8) 熊本~阿久根
8日目の朝を熊本市内のホテルの一室で迎えた。
今日の走行距離は122kmの想定だが、夕方に観光が控えている訳でもないので、少しゆっくり目のAM6時に起床した。
ホテルのレストランで朝食を食べることも出来るが、ここは無料朝食ではないので私は前日コンビニでパンを買ってきている。今朝をそれを朝食に食べ、そしてツーリングマップルで今日の走行ルートをチェックしたり、携帯で今日の天気をチェックしたりした。
2回に分けて荷物をフロント前へ運び、チェックアウトを終えた後、自転車の組立作業を始めた。
自転車を組立終わった。所要時間25分くらいといつもよりも大分掛かってしまったのは、フロントエンド金具のスプリングが車体から外した拍子にすっ飛んでいってしまい、捜索にかなり時間が掛かってしまったからである。まあ見つかったから良しとするか。。
ホテル前を出発し、目の前の国道3号を南下するため向かい側に渡って、いつもの左車線左端の自転車走行ラインに入った。
国道3号を進み始めてすぐに、リアのフラッシュランプを点滅させるのを忘れていたのに気づき、左折方向が国道266号で代継橋となっている場所が歩道が広くなっていたのでそちらへ移動した。
フラッシュランプを点滅させること自体は簡単な操作だが、センタースタンドを立てて自転車を自立させるのがわりと大変だったりする。荷物満載の自転車はバランスが悪く結構コツがいるので。そう言えば、去年秋のツーリングでは自転車が倒れてサイクルコンピュータBC1909STSを壊してしまった苦い経験があったなあ。
代継橋の袂でそんなことをやっていると、「そんな日焼けしてどこから来たん?」と近くにいた若い兄ちゃんが声を掛けてきた。この人、声と話し方がダウンタウンの浜田にかなり似ている感じの人で話をしていて凄く面白かった。
自分が北海道の札幌の人間で、今年はゴールデンウィークを使って神戸からここ熊本まで瀬戸内海側を自転車で走ってきたと言うと、声と話し方がダウンタウンの浜田に似た人(以降面倒だから「浜田」でいいや)は、「はぁ?今ぁ何てぇ言うた?」。「いや、だから札幌から来ました。」と再度言うと、浜田は「それはちゃんと聞こえてる。けど、札幌?北海道?何でぇ札幌から自転車で熊本に来てるん?疲れるし苦しいだけやろ?意味ぃ分かんないわぁ。ドMなんか?」と聞いてくる。
「自転車で遠方を旅をしていると、何か苦行にでも挑んでいるかのように捉えられることが結構ありますが、別に私は自分を見つめ直すために辛く苦しい旅に挑んでいる訳ではないです。」と返し、「ていうか誰がドMや」とツッコミを入れておいた(って言うか入れさせられた?)。
「自分の場合、単純に自転車を走らせること自体を楽しんでいるのと、今まで行ったことのないいろいろな場所をのんびり見て回ることを楽しむために旅をしています。」ということを付け加えておいた。
浜田はそれで少しは納得してくれたらしく「なるほどな、しっかりした自分なりの信念を持った上での旅と言うわけか。偉い!凄い!」と称賛の言葉を口にし、「まぁ自分には絶対できんだろうし、やろうとも思わないかもしれませんが、あんさんが凄い人だということだけは確実ですわ」と続けた。
「せやけど、何で自転車?普通に車で来ればいいのに何で自転車?この点だけ納得いかんわ」と浜田。「車だと前後に車列があるし、自由気ままに停車できるほど道路幅が広い場所も多くない。その点自転車だと融通が利き、わりとマイペースで行けるのが良いですよ。」と自分が思っている自転車の利点を言っておいた。
長くなるのでそろそろ割愛するが、浜田とはその後もっと掘り下げた旅の話をして、いろいろな点で細かいツッコミを入れられたり、たまに私がツッコミを入れ返したりした。私の稚拙な文章では上手くダウンタウンの浜田ぽさを表現できていないと思うが、話しをしている最中はずーと浜田と話をしている錯覚に陥っていた。ホント面白い人だった。
大体20~30分くらい代継橋の袂で浜田と話した後、流石にそろそろ旅に戻らないとまずいので、話を切り上げ別れを告げた後、お互い大きく手を振り合って私は白川沿いに国道3号へ、浜田は代継橋渡る方向へ進んでいた。
この日はここから宿泊地の阿久根まで国道3号をひたすら真っ直ぐ。
国道3号をどんどん進んでいき、昼食はセブンイレブンでブリトーとサンドイッチ1つと菓子パン1つとコロッケ、飲み物にはカルピスソーダ徳用サイズを付けた。
水俣市を過ぎ宿泊地の阿久根まで残り10kmくらいの場所でトラブルが発生した。
今シーズン新調したばかりのトゥクリップストラップが切れてしまったのである。切れたのは左側のストラップで、これは信号停止の時にトゥクリップから外す時に、車が走行する右側とは反対側になる左足を地面に付けることが多いからだろう。
換えたばかりでこんなにすぐに切れてしまうとは予想していなかったので、予備のトゥストラップは持ってきていないし困ったな。違うもので代用の効くものではなさそうだし、新しいストラップの入手もこの辺りでは難しそう。さてどうしたものか・・。
横から抜けたりズレたりする可能性はあるが、ストラップ無しでトゥクリップを使うことは一応できる筈。それがダメでも、トゥクリップを使用せず裏面を普通のペダルとして使う手がある。試してみよう~
結果的に左側はストラップ無しでトゥクリップを使う案を採用することにした。その状態でペダルを回していても特にズレることは無く安定してペダリング出来るようなので一応これでOKとしたのだった。
そうして再出発し、今度は阿久根駅の200m手前くらい。少し坂を下るように道を進んでいて少しスピードが出ていた時に、目の前に透明なガラス片(多分ヘッドライトの破片と思われる)が広範囲に渡って広がっている場所があった。慌ててブレーキを掛けたがそれでも停車は間に合いそうになかったので、右にハンドルを切って回避しようとバックミラーを見たが、タイミング悪く右後方には自動車が接近中。もう運に任せてそのガラス片の上を通過する以外なかった、頼む!パンクしないでくれ~!
結果、ガラス片の上を過ぎてやっと停車できた時にはタイヤはグニャグニャ、空気圧がすっかり下がってしまったのは一目で分かってしまう程だった、これはどう見てもパンクである。ついてない時はこんなものである、あと僅かな距離で宿泊先の阿久根駅だったのに・・。
もうパンク修理は後回しにして、自転車を押して先に阿久根駅の駅前にある"あくねツーリングSTAYtion"のチェックインを済ませてしまうことにした。
そんな訳でチェックインを済ませ、やって来た"あくねツーリングSTAYtion"。道外では珍しいライダーハウスであり、ここの宿泊施設は、なんとブルートレイン「なは」(オハネフ24系25形)の寝台車両である。きっと鉄道マニアの人だと羨ましくて仕方ないだろう。
サイドバッグとトランクバッグ等を寝室へ持っていった後、面倒になる前にさっさとパンク修理を済ませてしまうことにした。
おっとそう言えばゴム糊が無かった・・。と言うことでパンク修理ではなく、ここは予備のチューブに付け替えることでパンク処置を終えることにした。パンクは前輪だけで済んでいたのでまだ私は運が良かった方かもしれない。残りの予備チューブは2本、残り日数は2日。ゴム糊不要のイージーパッチもあることだし、もうゴム糊は買わなくて良いだろう。折角買っても鹿児島空港で没収されるのは決まっているのだから。
こちらがトゥストラップの無くなった左トゥクリップ。逆さまにした状態で写真を撮っているので右側になっている。
右側のトゥストラップは付いているが、こちらのストラップもペダルとの接点になる部分は少し切れ始めていて、あまり耐久性は期待できないかもしれない。
チューブの交換だけだったのでパンク処置は程無く終了。自転車は車庫内に施錠して置き、寝台の方に戻ってきた。
先程はゆっくり見れなかったが、こちらが今晩の私の宿泊場所となっている寝台車両の室内である。1部屋に2つの寝台があるデュエット車両で、どの部屋もこのタイプになっているらしい。
寝具は借りることもできたが、私は使い慣れた自前の寝袋を寝具として使うことにしている。
室内から通路を見たところ。
車両の通路はこんな感じ。
トイレ。
この車両のトイレは水洗トイレだが、現在水が流れなくなっているらしく、トイレ使用後は横の洗面台にあるバケツで水を流して欲しいと言われていた。
2両編成のこの宿泊施設のちょうど中間地点になる車両デッキ部分。
そしてこちらは、談話室として開放されている車両で、こちらは上下二段の二等寝台となっている。
寝室となっているデュエット寝台車両の方は飲食禁止となっており、飲食する場合はこちらの二等寝台の談話室の方でと言われている。
時刻はいつの間にか17時を過ぎてしまっていたので、暗くなる前に風呂と夕食のため出掛けることにした。
入浴する場所としては"グランビューあくね"を予定。そのグランビューあくねは、ツーリングマップルで見ると阿久根市役所のすぐ隣りにあるように見えたが、実際に行ってみると阿久根市役所の隣は高い丘。距離はそれ程でもなかったが自転車にはキツい傾斜で到着した時はすっかり汗だくになってしまっていた。
愛車は裏手に地球ロックして駐車しておいた。
入浴を終えて駐車場に戻ってきたのは18時半頃。空は夕焼けで少しオレンジ色になっていた。
夕食は市役所の近くにあった定食屋で食べることにした。定食、ラーメン、そば、うどん、カレーとなんでもありの店のようで、ここで私が注文したのは、そば定食。そばと大盛ご飯、小鉢が3つに鹿児島らしくさつま揚げも付いてなかなか良かった。右上に写っているボール、中身は天カスでこちらは好きなだけ使って良いと言っていた。
あくねツーリングSTAYtionに戻ってきた。
今回利用するあくねツーリングSTAYtionでは、鍵の掛かるシャッター付きの倉庫の中に自転車を保管してもらえるので安心して就寝することができる。この辺は流石ライダーハウスと言ったところか。
寝台に寝袋を広げ横になるとすぐに睡魔が襲ってきたので今日は早めに就寝することにした。
■走行ルート
■2012/5/4(金) 晴
ルート: 熊本~阿久根
走行距離: 131.22km
平均時速: 18.1km/h
最高時速: 49.5km/h
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宿泊地: 阿久根
宿泊先: あくねツーリングSTAYtion(ステイション)
今日の走行距離は122kmの想定だが、夕方に観光が控えている訳でもないので、少しゆっくり目のAM6時に起床した。
ホテルのレストランで朝食を食べることも出来るが、ここは無料朝食ではないので私は前日コンビニでパンを買ってきている。今朝をそれを朝食に食べ、そしてツーリングマップルで今日の走行ルートをチェックしたり、携帯で今日の天気をチェックしたりした。
2回に分けて荷物をフロント前へ運び、チェックアウトを終えた後、自転車の組立作業を始めた。
自転車を組立終わった。所要時間25分くらいといつもよりも大分掛かってしまったのは、フロントエンド金具のスプリングが車体から外した拍子にすっ飛んでいってしまい、捜索にかなり時間が掛かってしまったからである。まあ見つかったから良しとするか。。
ホテル前を出発し、目の前の国道3号を南下するため向かい側に渡って、いつもの左車線左端の自転車走行ラインに入った。
国道3号を進み始めてすぐに、リアのフラッシュランプを点滅させるのを忘れていたのに気づき、左折方向が国道266号で代継橋となっている場所が歩道が広くなっていたのでそちらへ移動した。
フラッシュランプを点滅させること自体は簡単な操作だが、センタースタンドを立てて自転車を自立させるのがわりと大変だったりする。荷物満載の自転車はバランスが悪く結構コツがいるので。そう言えば、去年秋のツーリングでは自転車が倒れてサイクルコンピュータBC1909STSを壊してしまった苦い経験があったなあ。
代継橋の袂でそんなことをやっていると、「そんな日焼けしてどこから来たん?」と近くにいた若い兄ちゃんが声を掛けてきた。この人、声と話し方がダウンタウンの浜田にかなり似ている感じの人で話をしていて凄く面白かった。
自分が北海道の札幌の人間で、今年はゴールデンウィークを使って神戸からここ熊本まで瀬戸内海側を自転車で走ってきたと言うと、声と話し方がダウンタウンの浜田に似た人(以降面倒だから「浜田」でいいや)は、「はぁ?今ぁ何てぇ言うた?」。「いや、だから札幌から来ました。」と再度言うと、浜田は「それはちゃんと聞こえてる。けど、札幌?北海道?何でぇ札幌から自転車で熊本に来てるん?疲れるし苦しいだけやろ?意味ぃ分かんないわぁ。ドMなんか?」と聞いてくる。
「自転車で遠方を旅をしていると、何か苦行にでも挑んでいるかのように捉えられることが結構ありますが、別に私は自分を見つめ直すために辛く苦しい旅に挑んでいる訳ではないです。」と返し、「ていうか誰がドMや」とツッコミを入れておいた(って言うか入れさせられた?)。
「自分の場合、単純に自転車を走らせること自体を楽しんでいるのと、今まで行ったことのないいろいろな場所をのんびり見て回ることを楽しむために旅をしています。」ということを付け加えておいた。
浜田はそれで少しは納得してくれたらしく「なるほどな、しっかりした自分なりの信念を持った上での旅と言うわけか。偉い!凄い!」と称賛の言葉を口にし、「まぁ自分には絶対できんだろうし、やろうとも思わないかもしれませんが、あんさんが凄い人だということだけは確実ですわ」と続けた。
「せやけど、何で自転車?普通に車で来ればいいのに何で自転車?この点だけ納得いかんわ」と浜田。「車だと前後に車列があるし、自由気ままに停車できるほど道路幅が広い場所も多くない。その点自転車だと融通が利き、わりとマイペースで行けるのが良いですよ。」と自分が思っている自転車の利点を言っておいた。
長くなるのでそろそろ割愛するが、浜田とはその後もっと掘り下げた旅の話をして、いろいろな点で細かいツッコミを入れられたり、たまに私がツッコミを入れ返したりした。私の稚拙な文章では上手くダウンタウンの浜田ぽさを表現できていないと思うが、話しをしている最中はずーと浜田と話をしている錯覚に陥っていた。ホント面白い人だった。
大体20~30分くらい代継橋の袂で浜田と話した後、流石にそろそろ旅に戻らないとまずいので、話を切り上げ別れを告げた後、お互い大きく手を振り合って私は白川沿いに国道3号へ、浜田は代継橋渡る方向へ進んでいた。
この日はここから宿泊地の阿久根まで国道3号をひたすら真っ直ぐ。
国道3号をどんどん進んでいき、昼食はセブンイレブンでブリトーとサンドイッチ1つと菓子パン1つとコロッケ、飲み物にはカルピスソーダ徳用サイズを付けた。
水俣市を過ぎ宿泊地の阿久根まで残り10kmくらいの場所でトラブルが発生した。
今シーズン新調したばかりのトゥクリップストラップが切れてしまったのである。切れたのは左側のストラップで、これは信号停止の時にトゥクリップから外す時に、車が走行する右側とは反対側になる左足を地面に付けることが多いからだろう。
換えたばかりでこんなにすぐに切れてしまうとは予想していなかったので、予備のトゥストラップは持ってきていないし困ったな。違うもので代用の効くものではなさそうだし、新しいストラップの入手もこの辺りでは難しそう。さてどうしたものか・・。
横から抜けたりズレたりする可能性はあるが、ストラップ無しでトゥクリップを使うことは一応できる筈。それがダメでも、トゥクリップを使用せず裏面を普通のペダルとして使う手がある。試してみよう~
結果的に左側はストラップ無しでトゥクリップを使う案を採用することにした。その状態でペダルを回していても特にズレることは無く安定してペダリング出来るようなので一応これでOKとしたのだった。
そうして再出発し、今度は阿久根駅の200m手前くらい。少し坂を下るように道を進んでいて少しスピードが出ていた時に、目の前に透明なガラス片(多分ヘッドライトの破片と思われる)が広範囲に渡って広がっている場所があった。慌ててブレーキを掛けたがそれでも停車は間に合いそうになかったので、右にハンドルを切って回避しようとバックミラーを見たが、タイミング悪く右後方には自動車が接近中。もう運に任せてそのガラス片の上を通過する以外なかった、頼む!パンクしないでくれ~!
結果、ガラス片の上を過ぎてやっと停車できた時にはタイヤはグニャグニャ、空気圧がすっかり下がってしまったのは一目で分かってしまう程だった、これはどう見てもパンクである。ついてない時はこんなものである、あと僅かな距離で宿泊先の阿久根駅だったのに・・。
もうパンク修理は後回しにして、自転車を押して先に阿久根駅の駅前にある"あくねツーリングSTAYtion"のチェックインを済ませてしまうことにした。
そんな訳でチェックインを済ませ、やって来た"あくねツーリングSTAYtion"。道外では珍しいライダーハウスであり、ここの宿泊施設は、なんとブルートレイン「なは」(オハネフ24系25形)の寝台車両である。きっと鉄道マニアの人だと羨ましくて仕方ないだろう。
サイドバッグとトランクバッグ等を寝室へ持っていった後、面倒になる前にさっさとパンク修理を済ませてしまうことにした。
おっとそう言えばゴム糊が無かった・・。と言うことでパンク修理ではなく、ここは予備のチューブに付け替えることでパンク処置を終えることにした。パンクは前輪だけで済んでいたのでまだ私は運が良かった方かもしれない。残りの予備チューブは2本、残り日数は2日。ゴム糊不要のイージーパッチもあることだし、もうゴム糊は買わなくて良いだろう。折角買っても鹿児島空港で没収されるのは決まっているのだから。
こちらがトゥストラップの無くなった左トゥクリップ。逆さまにした状態で写真を撮っているので右側になっている。
右側のトゥストラップは付いているが、こちらのストラップもペダルとの接点になる部分は少し切れ始めていて、あまり耐久性は期待できないかもしれない。
チューブの交換だけだったのでパンク処置は程無く終了。自転車は車庫内に施錠して置き、寝台の方に戻ってきた。
先程はゆっくり見れなかったが、こちらが今晩の私の宿泊場所となっている寝台車両の室内である。1部屋に2つの寝台があるデュエット車両で、どの部屋もこのタイプになっているらしい。
寝具は借りることもできたが、私は使い慣れた自前の寝袋を寝具として使うことにしている。
室内から通路を見たところ。
車両の通路はこんな感じ。
トイレ。
この車両のトイレは水洗トイレだが、現在水が流れなくなっているらしく、トイレ使用後は横の洗面台にあるバケツで水を流して欲しいと言われていた。
2両編成のこの宿泊施設のちょうど中間地点になる車両デッキ部分。
そしてこちらは、談話室として開放されている車両で、こちらは上下二段の二等寝台となっている。
寝室となっているデュエット寝台車両の方は飲食禁止となっており、飲食する場合はこちらの二等寝台の談話室の方でと言われている。
時刻はいつの間にか17時を過ぎてしまっていたので、暗くなる前に風呂と夕食のため出掛けることにした。
入浴する場所としては"グランビューあくね"を予定。そのグランビューあくねは、ツーリングマップルで見ると阿久根市役所のすぐ隣りにあるように見えたが、実際に行ってみると阿久根市役所の隣は高い丘。距離はそれ程でもなかったが自転車にはキツい傾斜で到着した時はすっかり汗だくになってしまっていた。
愛車は裏手に地球ロックして駐車しておいた。
入浴を終えて駐車場に戻ってきたのは18時半頃。空は夕焼けで少しオレンジ色になっていた。
夕食は市役所の近くにあった定食屋で食べることにした。定食、ラーメン、そば、うどん、カレーとなんでもありの店のようで、ここで私が注文したのは、そば定食。そばと大盛ご飯、小鉢が3つに鹿児島らしくさつま揚げも付いてなかなか良かった。右上に写っているボール、中身は天カスでこちらは好きなだけ使って良いと言っていた。
あくねツーリングSTAYtionに戻ってきた。
今回利用するあくねツーリングSTAYtionでは、鍵の掛かるシャッター付きの倉庫の中に自転車を保管してもらえるので安心して就寝することができる。この辺は流石ライダーハウスと言ったところか。
寝台に寝袋を広げ横になるとすぐに睡魔が襲ってきたので今日は早めに就寝することにした。
■走行ルート
■2012/5/4(金) 晴
ルート: 熊本~阿久根
走行距離: 131.22km
平均時速: 18.1km/h
最高時速: 49.5km/h
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宿泊地: 阿久根
宿泊先: あくねツーリングSTAYtion(ステイション)



この記事へのコメント
「やばい、直進したらパンクする!」って分かってて突入しちゃうことあるよね。
先日、突然Offもらえて一人で流してたとき、札幌から60km離れたところで、路面の穴に落ちて、スネークバイト。
ゆっくり漏れる程度だったので、1時間毎に空気継ぎ足して帰ってきました。(^^;
肉厚のあるMTBのブロックタイヤなら幾分パンクの頻度も下がるだろうし、いっそのこと空気の代わりにゲルを注入したノーパンクタイヤを使うという手もありますが、ある程度の距離をある程度の速度で走ろうと考えた場合、ブロックタイヤもノーパンクタイヤもタイヤの重量が問題になってきてしまい、結局は今のエア注入タイプの細身のタイヤにとなってしまいますね。ホント悩ましい問題です、パンクは。