安平(2)

 午前4時にセットした腕時計のアラームで目を覚ましテントから出てみると、青々とした空が広がっていた。今週末はどうやら久しぶりに土日2日連続晴天に恵まれたようだ。

 テント内に広げられたサイドバッグの中身、その荷物から洗面用具を手に炊事場へ向かう。そこでまずは洗顔と歯磨き、その後トイレに寄って用を済ませてからテントへと戻った。
 
 テント内では、昨日のうちにローソンで買っておいたパンを2つと、持参していた魚肉ソーセージを1本朝食に食べる。それらを食べながらツーリングマップルで今日の走行ルートをチェックする。これは自転車キャンプにおける私の朝の恒例行事になっている。

 朝食を食べ終わると、その朝食でゴミとして出た菓子パンの袋とソーセージの包みをローソンのレジ袋に入れて一纏めにしておいた。

 食後にまずすることというと、お尻にアカギレ防止のワセリンを塗ることだろうか。お尻の形は人それぞれだし、サドルの種類もそれぞれだし、サドルへのお尻の乗せ方も人それぞれ、・・なので全ての人に効果があるかはわからないが、私にとってはこのワセリンを塗ると塗らないとでは大違いなのである。
 そんなワセリンを塗り、パット入りの自転車用インナーパンツを穿いた。寝巻き代わりに着ていた長袖Tシャツを脱いで半袖Tシャツに着替えて、長袖Tシャツは洗濯物をまとめていた袋に入れた。靴下は昨日の風呂上りに履き替えているのでそのまま、後は自転車用長ズボンを履いて、ウインドブレーカの上を着て服装の準備は整った。

 テントの中の片付けを始めるとしよう。
 まずは小物から。輪ゴムとS字フックで括ってテントの天井から吊るしていた自転車のフラッシュランプを天井から外し、輪ゴムとS字フックはウエストバッグのポケットへ、自転車ランプは邪魔にならないように裏返して置いてあるヘルメットの中に入れておいた。
 次に、昨夜遊んだDS本体とイヤホンをケースに入れて脇に置いた。

 大物の方の片付け。
 まずは、シュラフの専用スタッフバッグの中に詰めてマクラ代わりにしていたフリースを取り出して、サイドバッグの中にしまった。
 次にシュラフを縦2つ折にして細長くして、そのまま体重を掛けてギュウギュウと丸めていき、先程中身を空にしたシュラフの専用スタッフバッグに押し込んで圧縮収納した。
 次にドッペルギャンガーのエアマットの空気栓を開け、こちらも縦に2つ折にして細長くして、そのまま体重を掛けてギュウギュウと空気を抜きながら丸めていく。丸め方が甘いとスタッフバッグに収まらないのはシュラフもエアマットも同様だが、どちらかというとこのエアマットの方が収納には苦労する感じだ。

 これでトランクバッグとサイドバッグへの各種収納の準備はできたので、それぞれバッグにしまっていく。
 1つ目のサイドバッグには、フリース上下を一纏めにしたもの、スタッフバッグに詰めたシュラフ、携帯ゲーム機DSの入ったケース、充電器等を纏めた緩衝材入り小物入れ、自転車予備パーツを入れた袋(予備チューブ、予備タイヤ、予備ブレーキパット、ガムテープ、キャリアロープ等)。
 2つ目のサイドバッグには、スタッフバッグに詰めたエアマット、輪行袋、スタッフバッグに詰めたレインウエア上下、洗濯物、洗面用具、風呂道具、傷薬と飲み薬をいれた袋、携帯食を入れた袋、防虫スプレー。
 トランクバッグには、夕食と朝食で出たゴミを上の部分に、後はテント関連をパニアの片側に入れることになるが、今はまだテントの中にいるのでそれは後回しだ。

 そんな感じでバッグに入れられるものは一通り入れ終わったので、そのサイドバッグ2つとトランクバッグを持ってテントから出て、他にテント内に残していたヘルメット、ヘルメットインナーキャップ、フラッシュランプ、サイクルコンピュータ、グローブ、500mlペットボトル、ウエストバッグをテントの中から出して自転車の近くへ置いた。

 ここからはテントの片付けの行程となる。
 いつもだと朝露で濡れているので、まずはテントをタオルで拭くことから始めるのが通例であるが、今日は珍しくテントが朝露で濡れていなかったのでそのままで良いようである。
 次に、インナーテントの入口のファスナーを空気が抜ける通り道を残して閉めておく。インター側を閉めたら、フライシートの入口のファスナーも閉めておく。

 つづいて、ウエストバッグのポケットに入れておいたS字フックでペグを順番に引き抜いていき、それに繋がっている張り綱をペグから剥がしていく。張り綱はばらけないように軽く結んで収まり良くしておく。インナーテントに繋がっているペグ4本はここでは一旦そのままにしておく。

 次に、インナーテントの下に敷いているグラウンドシートを引きずり出して畳む。このグラウンドシートは大抵朝露で濡れているので畳んだ塊はズッシリと重い。
 次に、フライシートとインナーテントの接続部分4ヶ所をそれぞれ外し、インナーテントの横へ広げておく。ここで先程引き抜かないで残しておいたペグ4本を抜いていき、同時にインナーテントを形作っていた支柱を解放してインナーテント室内の空気を抜いておく。空気が抜けて潰れていくインナーテントを横目に、後は丸めるだけとなるように縦長にフライシートを畳む。
 
 インナーテントが完全に潰れたところで、インナーテントの中に通してあったポールを端から押し出しながら外していく。引っ張り出すのではなく反対側から押し出すのがこのポールを外す時のコツである。外したポールは一旦そのままにしておき、風で飛ばされる前にまずはインナーテントを畳むことにする。
 このインナーテントは先程畳んだフライシートと一緒に丸めるので、まずはフライシートと同じくらいの幅になるように縦長に畳む。その後フライシートと重ねて丸め込んでいく。丸めた後はやはりスタッフバッグに入れるが、丸め方が甘いとうまくスタッフバッグに収まらないのはシュラフやエアマットと同様である。
 後回しにしていたインナーテントの支柱の2本のポールも畳んでいき、こちらも専用の袋にしまう。
 これでテントの片付けは全て終了となる。

 転倒防止のため倒して置いていた自転車を立たせて、サイドバッグとトランクバッグを取り付ける。ハンドルバーにはフラッシュランプとサイクルコンピュータを取り付ける。フレームのボトルケージにはドリンク2本をトランクバッグの後ろのボトルホルダーにも1本ドリンクをセットした。
 リアキャリアに取り付けたトランクバッグのパニア部分の片側には、先程片付けたテント本体(インナーテントとフライシート)、ポール、グラウンドシート&ペグ、携帯ポンプ。
 もう反対側のパニア部分には、U字ロック、多間接ロックTATE、ウインドブレーカ下を入れた。普段はこちら側にレインウエア等とツーリングマップルとキャンピングガイドを入れているので左右の重量バランスはまずまずだが、今回はちょっとこちら側が軽いかもしれない。

 最後にフロントキャリアへ取り付けたサイドバッグの上に、クリアファイルに入れたツーリングマップルを洗濯バサミで留めて、これでいよいよ出発準備が整った。・・・と、いつもは2~3行でさらりと流して書いていた朝の出発準備を今回は事細かく書いてみたが、実はこれだけ色々なことをやっているのである。そんな色々を済ませてここ"安平町ときわキャンプ場"を出発したのは午前6時頃であった。
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 なるべく行きと帰りで違う道を走るという理由のもと、今回は以下のルートを取る予定(というか実績)である。


 予定ルートに従って道を進み国道36号と国道337号が交差するところまで来た。
 この立体交差を国道337号へ進むと、アウトレットモール・レラの近くを経由して長沼方面へ行くことができるが、先週末に逆側から国道337号を走ってきた時には、軽車両と歩行者進入禁止の看板がありそこからこの交差点まで進むことができなかった。だが、今いる国道36号と国道337号の立体交差には、軽車両と歩行者進入禁止の看板がないので、この区間は自転車で走っても良いようである。走行履歴の白地図を埋めるために自転車進入禁止になる区間まで走ってみよう、そう思ってこの交差点を国道337号方面へ進むことにした。

 高架になっている道を進むと、左折方向にレラへ行く分岐があった。自転車進入禁止の看板はないのでまだ直進できそうである。
 次の分岐、こちらも左折方向が本線から降りるらしい。自転車進入禁止の看板はまだないようなので更に直進する。
 少し進むと左方向から本線への合流があり、その道を道路管理の車が上ってくるのが見えた。車に比べて速度の遅い自転車は、通常は道路の左端を走るルールになっている。そのため左方からの合流がある場合、追突を回避するため細心の注意が必要である。今回はその道路管理の車を先に行かせ、その後に道路の一番左へ寄ろうとしていた。そうして停車寸前までスピードを落としていると、どういうわけかその車は私の自転車の少し前で停車してしまった。
 そして運転席の窓から運転手が顔を出し、「ここは自転車進入禁止です!すぐに降りてください」と言うではないか。自転車進入禁止の看板が無いか、注意深く見ながら走ってきたつもりだったが、どこかで見落としていたのだろうか?まあここは指示に従い素直に下道へ降りるしかあるまい。私はUターンできる場所まで進み下道へと降りて行った。

 予定ルートに沿って進み、写真は旧国道337号のローソン前からサッポロビール庭園の駅の前まで真っ直ぐに伸びる道。ところにより車の交通量が多い部分もあったが基本的に走りやすい道だった。
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 こちらはサッポロビール庭園の少し手前から撮影した写真。
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 車通りはほぼ無し。
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 サッポロビール庭園の駅の前に到着。このサッポロビール庭園駅に来たのは今回が初である。
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 春先にやった線路沿いの道ツアー再び!っと言う感じでサッポロビール庭園駅からは線路に近い道を選んで走って行くと、恵庭駅の少し先で恵庭自動車学校の前に出た。
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 この恵庭自動車学校の前からは、そのすぐ脇を流れる漁川に沿って進路を北東に変えて進むことにする。
 漁川左岸は以前走っているので今回は右岸の道を進む。
 そうそう、この漁川右岸の護岸は実は現在舗装工事を行っているが、白石サイクリングロード~北広島エルフィンロードの延伸先はここになると言う噂があったりする。今回ここを走ろうと決めた理由としてはそんな噂話を耳にし、下見をという意図もあった。

 以下の写真では、自転車の停まっている道路端が破線になっている遊歩道の他に、左側(下のほう)に赤く塗装された道が見えるがその赤い道の方は少し行ったところで行き止まりになってしまったので、進める道は色の塗られていない道の方である。
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 道路端が破線になっている遊歩道をどんどん進んで行く。真新しいアスファルトが実に走りやすくて良い。
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 が、残念なことに右岸の遊歩道はここで終了であった。
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 先程のアスファルトが途切れた場所から、あと500mくらい舗装を頑張ってくれればこの橋のところまで開通しそうである。
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 農道を経て北広島駅前に移動。ここからは往路と同様に北広島エルフィンロードと白石サイクリングロードを走って自宅まで帰ることにした。
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■2011/6/26(日) 晴れ
 ルート:   安平~千歳~恵庭~北広島~札幌
 走行距離: 71.98km
 平均時速: 16.65km/h
 最高時速: 39.66km/h
 平均ケイデンス: 79rpm
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 平均心拍: 121回/分
 最大心拍: 163回/分
 消費カロリ: 1809kcal

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