札幌~上砂川~岩見沢~札幌(1)
今週末は久しぶりに道央圏のキャンプ場巡りの一環として、上砂川奥沢キャンプ場へ行ってみることにした。
札幌から100kmくらいの割と行きやすい距離にあるキャンプ場は、これまでの3年間で結構色々と行ったつもりだが、それでもまだまだ行っていない場所は残っている、北の大地はキャンプ場に恵まれているのだ。
江別を越え石狩川を渡る。今日は12号線の橋を渡ってみた。
昼食はダイエー岩見沢店で買ったパンと惣菜を食べた。
岩見沢出た後は、幌延から道道275号、道道139号と行き、石狩川の東側の道を進むことにした。交通量の多い国道を外して走ると、ごらんのように空いている道路があるのが北海道らしいと思う。
国道12号へ戻った後は、そのまま進み奈井江の道の駅に立ち寄ってみた。そしてここでは、最近自販機でよく見かける500ml缶のコカコーラ(350ml缶と同じ値段でお得)とクッキーといういつもの補給&休憩を取った。
砂川駅の手前を右折し道道115号へ入った。奈井江と砂川の中間くらいから国道12号を右折して、道道114号を走った方がキャンプ場までは近いが、少しでも色々な道を走りたいので、行きが道道115号、帰りが道道114号と決めていたのだった。
その道道115号を進んで、途中のセイコーマートで今日の夕食と明日の朝食を買った後、道を進んでいくと、6~7km程で交差点にぶつかり、左折が道道114号で歌志内、直進も道道114号で奈井江という表示になっていた。奈井江だと再び国道12号へ逆戻りなので、この交差点を左折と決め込んで歌志内方面へ進んで行った。ここから上砂川のキャンプ場までもう5~6kmくらいともう後僅かで到着だったはずだ。などと考えながら進んでいくと、歌志内の道の駅"うたしないチロルの湯"の案内標識が見えてきた。
家を出発する前に、地図を確認したが、歌志内の道の駅の前は通過しなかったはずだ。これは道を間違えた可能性が高い!自転車を端に寄せてからツーリングマップルを開いて現在地を確認することにした。すると、すぐに先程の交差点で左折したのが間違いだったのに気付いた。本来左折する交差点は、先程の交差点を一旦直進の奈井江方面へ進んだ次の交差点だったようだ。仕方ないので来た道を引き返すことにしよう。
間違えて左折した交差点まで戻った後、今度は先程地図で確認した通りに一旦奈井江方面へ進み、2km程進んだところから左折した。途中、キャンプ場のすぐそばにあるはずの"上砂川岳温泉パンケの湯"まであと○kmの看板も見つけたので今度の道は合っているはずだ。
上砂川奥沢キャンプ場に着いた。駐車場の先に橋があり、その橋のところに名前を書く帳簿が置いたあった。このキャンプ場はテントサイトは利用料無料らしいので、きっとこの帳簿に名前を書くことでチェックインの手間を省いているのだろう。帳簿には今日の日付で20数人くらいの名前が記入されていた。静かな山の中のキャンプ場なので、あまりキャンプ場利用客は多くないだろうと予想していたのだが、予想していたよりも結構キャンプ場利用者は多かったようだ。
帳簿に名前を書いた後、キャンプ場へと入っていった。キャンプ場ガイドによるとこのキャンプ場入口あたりには日本庭園があるらいいことが記載されていたが、行ってみてすぐにこれだとわかった。
日本庭園には何組かの家族連れがいて、子供達は楽しそうに走り回っていた。私はそんな場所を自転車を押して進んでいき、奥のテントサイトへ向かって進んで行った。
トイレの建物があり、その側に小屋がある辺りを通り過ぎたところで不意に声を掛けられたので、私はそちらへ顔を向けた。その声を掛けてきた人はキャンプ場の管理人を名乗ったので、私は今日宿泊させてもらうことを伝えてそのまま進もうとした。すると、キャンプ場の管理人は、「こちらの建物に来て受付手続きをお願いします」と言うではないか。話を聞くと、どうやら駐車場のところにあった帳簿は日本庭園を見に入る人が記入する帳簿で、キャンプ場の受付簿ではなかったらしい。すなわち、その帳簿にあった20数人は全て日本庭園を見に来た人達だったようだ。そして、キャンプ場管理人の話では、今日のキャンプ場利用客は今のところ私1人だと言うことだった。混んでいることを心配したのも束の間、今度は寂しい夜を心配する必要が出てきた。
管理棟を出て、トイレの建物の横の坂を下ると林間にポッカリと開けた場所があった。どうやらここがテントサイトのようだ。
雑草が生い茂っていて、余り手入れをされていないテントサイト。こういった場所はファミリーキャンパーには不人気だが、私は草がフカフカで座り心地や寝心地が良くて結構好きだったりする。
とりあえずテントはこの位置に張ることにした。
寝床の確保が終わった後は、いつものように入浴タイムだ。今日の温泉はキャンプ場から300mの上砂川岳温泉パンケの湯。
山の中という感じなのに結構入浴しに来ている人が多いと感じた温泉だった。それだけ人気があるということだろう。
キャンプ場への帰り道、進行方向の左手を見ると、スキー場のリフトがあるのに気付いた。どうやらここは冬季はスキー場になっているようだ。
キャンプ場に戻った後、いつものようにテントの中でDSで遊んでいて、すっかり辺りが暗闇に包まれた頃、物音が聞こえてきたのでテントの入口を開けて外を見てみた。すると、リヤカーを押した男2人がやって来て、リヤカーからテント他宿泊道具2組を下ろすのが見えた。
2人とも頭にキャップライトを装備していてどう見てもこれからテントを設営するように見えたので、私から「こんばんは」と声を掛けてみた。すると2人からも「こんばんは」と返ってきた。少しだけ話をすると、彼らは道外からのツーリングライダーらしく、今日は札幌を観光して周った後、富良野に行って宿泊しようとしていたらしいが、すっかり暗くなってしまったので、富良野行きは明日にして、今日は急遽ここに宿泊することにしたと言うことだった。近くに上砂川岳温泉パンケの湯があることを教えるとテントを設営して一息ついたら行ってみると喜んでいた。
その後、彼ら2人とは別のまたガサガサと草の上を歩く足音が聞こえてきた。今度はキャンプサイトの奥にあるログキャビンを使う人達が到着したらしい。静かな山の中のキャンプ場で1人ぼっちというのも何となく怖い感じだったので、他の利用客が来るは有難いが、来るならもっと明るいうちに来れば良いのにと思ってしまった。霧多布岬のキャンプ場の時のように、私のテントの張り綱に足を引っ掛けられはしないかと気が気ではないのだ。
その後は遅れてくる客もなく、静かな山の中で夜は更けていくのだった。
■2010/9/4(土) 晴れ
移動ルート: 札幌~歌志内~上砂川
走行距離: 95.01km
平均速度: 19.2km/h
札幌から100kmくらいの割と行きやすい距離にあるキャンプ場は、これまでの3年間で結構色々と行ったつもりだが、それでもまだまだ行っていない場所は残っている、北の大地はキャンプ場に恵まれているのだ。
江別を越え石狩川を渡る。今日は12号線の橋を渡ってみた。
昼食はダイエー岩見沢店で買ったパンと惣菜を食べた。
岩見沢出た後は、幌延から道道275号、道道139号と行き、石狩川の東側の道を進むことにした。交通量の多い国道を外して走ると、ごらんのように空いている道路があるのが北海道らしいと思う。
国道12号へ戻った後は、そのまま進み奈井江の道の駅に立ち寄ってみた。そしてここでは、最近自販機でよく見かける500ml缶のコカコーラ(350ml缶と同じ値段でお得)とクッキーといういつもの補給&休憩を取った。
砂川駅の手前を右折し道道115号へ入った。奈井江と砂川の中間くらいから国道12号を右折して、道道114号を走った方がキャンプ場までは近いが、少しでも色々な道を走りたいので、行きが道道115号、帰りが道道114号と決めていたのだった。
その道道115号を進んで、途中のセイコーマートで今日の夕食と明日の朝食を買った後、道を進んでいくと、6~7km程で交差点にぶつかり、左折が道道114号で歌志内、直進も道道114号で奈井江という表示になっていた。奈井江だと再び国道12号へ逆戻りなので、この交差点を左折と決め込んで歌志内方面へ進んで行った。ここから上砂川のキャンプ場までもう5~6kmくらいともう後僅かで到着だったはずだ。などと考えながら進んでいくと、歌志内の道の駅"うたしないチロルの湯"の案内標識が見えてきた。
家を出発する前に、地図を確認したが、歌志内の道の駅の前は通過しなかったはずだ。これは道を間違えた可能性が高い!自転車を端に寄せてからツーリングマップルを開いて現在地を確認することにした。すると、すぐに先程の交差点で左折したのが間違いだったのに気付いた。本来左折する交差点は、先程の交差点を一旦直進の奈井江方面へ進んだ次の交差点だったようだ。仕方ないので来た道を引き返すことにしよう。
間違えて左折した交差点まで戻った後、今度は先程地図で確認した通りに一旦奈井江方面へ進み、2km程進んだところから左折した。途中、キャンプ場のすぐそばにあるはずの"上砂川岳温泉パンケの湯"まであと○kmの看板も見つけたので今度の道は合っているはずだ。
上砂川奥沢キャンプ場に着いた。駐車場の先に橋があり、その橋のところに名前を書く帳簿が置いたあった。このキャンプ場はテントサイトは利用料無料らしいので、きっとこの帳簿に名前を書くことでチェックインの手間を省いているのだろう。帳簿には今日の日付で20数人くらいの名前が記入されていた。静かな山の中のキャンプ場なので、あまりキャンプ場利用客は多くないだろうと予想していたのだが、予想していたよりも結構キャンプ場利用者は多かったようだ。
帳簿に名前を書いた後、キャンプ場へと入っていった。キャンプ場ガイドによるとこのキャンプ場入口あたりには日本庭園があるらいいことが記載されていたが、行ってみてすぐにこれだとわかった。
日本庭園には何組かの家族連れがいて、子供達は楽しそうに走り回っていた。私はそんな場所を自転車を押して進んでいき、奥のテントサイトへ向かって進んで行った。
トイレの建物があり、その側に小屋がある辺りを通り過ぎたところで不意に声を掛けられたので、私はそちらへ顔を向けた。その声を掛けてきた人はキャンプ場の管理人を名乗ったので、私は今日宿泊させてもらうことを伝えてそのまま進もうとした。すると、キャンプ場の管理人は、「こちらの建物に来て受付手続きをお願いします」と言うではないか。話を聞くと、どうやら駐車場のところにあった帳簿は日本庭園を見に入る人が記入する帳簿で、キャンプ場の受付簿ではなかったらしい。すなわち、その帳簿にあった20数人は全て日本庭園を見に来た人達だったようだ。そして、キャンプ場管理人の話では、今日のキャンプ場利用客は今のところ私1人だと言うことだった。混んでいることを心配したのも束の間、今度は寂しい夜を心配する必要が出てきた。
管理棟を出て、トイレの建物の横の坂を下ると林間にポッカリと開けた場所があった。どうやらここがテントサイトのようだ。
雑草が生い茂っていて、余り手入れをされていないテントサイト。こういった場所はファミリーキャンパーには不人気だが、私は草がフカフカで座り心地や寝心地が良くて結構好きだったりする。
とりあえずテントはこの位置に張ることにした。
寝床の確保が終わった後は、いつものように入浴タイムだ。今日の温泉はキャンプ場から300mの上砂川岳温泉パンケの湯。
山の中という感じなのに結構入浴しに来ている人が多いと感じた温泉だった。それだけ人気があるということだろう。
キャンプ場への帰り道、進行方向の左手を見ると、スキー場のリフトがあるのに気付いた。どうやらここは冬季はスキー場になっているようだ。
キャンプ場に戻った後、いつものようにテントの中でDSで遊んでいて、すっかり辺りが暗闇に包まれた頃、物音が聞こえてきたのでテントの入口を開けて外を見てみた。すると、リヤカーを押した男2人がやって来て、リヤカーからテント他宿泊道具2組を下ろすのが見えた。
2人とも頭にキャップライトを装備していてどう見てもこれからテントを設営するように見えたので、私から「こんばんは」と声を掛けてみた。すると2人からも「こんばんは」と返ってきた。少しだけ話をすると、彼らは道外からのツーリングライダーらしく、今日は札幌を観光して周った後、富良野に行って宿泊しようとしていたらしいが、すっかり暗くなってしまったので、富良野行きは明日にして、今日は急遽ここに宿泊することにしたと言うことだった。近くに上砂川岳温泉パンケの湯があることを教えるとテントを設営して一息ついたら行ってみると喜んでいた。
その後、彼ら2人とは別のまたガサガサと草の上を歩く足音が聞こえてきた。今度はキャンプサイトの奥にあるログキャビンを使う人達が到着したらしい。静かな山の中のキャンプ場で1人ぼっちというのも何となく怖い感じだったので、他の利用客が来るは有難いが、来るならもっと明るいうちに来れば良いのにと思ってしまった。霧多布岬のキャンプ場の時のように、私のテントの張り綱に足を引っ掛けられはしないかと気が気ではないのだ。
その後は遅れてくる客もなく、静かな山の中で夜は更けていくのだった。
■2010/9/4(土) 晴れ
移動ルート: 札幌~歌志内~上砂川
走行距離: 95.01km
平均速度: 19.2km/h
この記事へのコメント
私は海釣りも趣味にしていまして、ギョギョライトは夜釣りで随分お世話になっていたのですが、言われるまで全く思いつかなかったです。小さくてほとんど荷物にもなりませんしこれは是非試させてもらいますね、アドバイスありがとうございます。
さて3月も2週目になりましたが、札幌市内はまだまだ朝晩の冷え込みが厳しく、雪がチラつく空模様。春の到来、そして自転車に乗って走るのが待ち遠しい今日この頃です。YASUKOOさんが雪のない地域にお住まいの方でしたら、そんな悩みとは無縁かもしれませんが・・。
実はワタシ、サッポロ北区でロンリーポタリングしてるものです(笑
年齢書くとギョギョ(笑 とするでしょうからイメージにお任せですが
ウイークエンド毎に頑張っておられるログ拝見しながら元気戴いてます。
学生時代は荒くれてました。北海道一周ナンかも浮邪戯ながらしてました。当時は丸石のロードマンというドロップハンドル(出始めでした!)の後三段変速でよくも走ったものだとバカ振りに感心してます(笑 寝袋もテントもイメージのない時代でしたからもっぱら『野宿』でした。およそ一カ月でしたね。途中からアホらしくなって広尾辺りから真っ直ぐサッポロに『逃げ帰って』来ました(恥;
今はおとなしくマウンテンバイクで日帰り最長往復120キロペースです。早く雪解けしないかなとこの頃は天気予報をテレビ・ネットなどとあちこち見定めて脱出できる日を心待ちにして居ます。
ブログらしきものは無いのですが『趣味人倶楽部』に同じハンドルネームで写真アルバムや日記を載せてます。ポタリングアルバムも数回削除の憂き目会いながら2010年版からは載ってます。アナタほどでないですから恥ずかしいです。数時間程度のポタ日記ですから。
いつかはまたアナタのようにガンガン距離掛けてツーリングしたと夢見てるものです。ありがとう御座います。
向こうのサイトにもコメントしましたが、趣味人倶楽部の方にお邪魔させて頂きました。今後もちょくちょく写真や日記を閲覧させて頂くと思いますので宜しくお願いします。