旭川(1)

 今回の旭川を目的地に選定した理由は2点、「旭川サイクリングロード」と「旭川ラーメン」である。

 久しぶりに午前4時に起床し、準備を整えて自宅を出発したのがAM6:05。キャンプツーリングにおいての私の起床時間と出発時間のパターンは、午前4時起床午前6時出発が早め、5時起床7時出発が標準、6時起床8時出発が遅めとなっており、ゴールデンウィーク以来の久しぶりのキャンツーとなる今回は、早めのパターンにしたがこれは随分懐かしい気分だ。

 早朝のまだ肌寒い気温の中、国道12号を走る。
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 AM7:00頃に江別、AM8:00頃に岩見沢に入り、8:30頃には岩見沢を完全に抜けきっていた。
 旭川へ向かう道は国道12号と国道275号があるが、私は国道12号を走ることが多い気がする。路肩が広くて走りやすいのがその理由だ。だた江別、岩見沢、美唄、砂川などの市街地では、自転車で車道左端を走るのを邪魔する様に巨大な排水溝が張り出しておりとても走りづらい、これを何とか改善してもらえると有難いといつも思う。
 
 美唄に入る少し手前で、バックミラーに自転車乗りが写っているのが目に入った。ヘルメットを被り、ジャージとジャンパー姿の若い男、後ろにサイドバッグのようなものが見えるので、自転車旅行者・・チャリダーのようだ。
 私の自転車と彼の自転車は暫くは一定の距離が離れた状態だったのだが、信号停止のタイミングで彼の自転車が私の後ろに付く形になった。追いついてきたということは彼の自転車の方が早いはずなのでいずれ抜いていくものと思っていたが、彼は一向に抜きに来ず、ずーと同じ車間距離を保ったまま私の後ろに付いて来る感じになった。
 2台タンデムの状態で、直線道路日本一の始点の看板の前に来たので、ここで私は写真を撮るのに停車することにした。すぐ後ろにいる彼が追突しないように、左に寄るという意味で左折の手信号を出して、左の少し広くなった場所に寄せて停車。すると彼のほうも私と同様に自転車を停車させた。

 挨拶を交わした後、彼にどこから来たのかを聞いてみると、彼は本州の西のほう(※詳しい地名はちょっと忘れてしまった)から北海道へと来ており、今日は月形のライダーハウスを出発して、富良野へ行く予定と言うこと。
 彼はここが直線道路日本一の始点ということを知らなかったようで、私がデジカメを構えて写真を撮っているのを見て、やっとここに停車した意味を理解したようだった。意味を理解した後は私と同じようにカメラを構えて写真を撮っていた。
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 直線道路日本一の始点前を出発した後も、私が前、若いチャリダーが後ろという隊列で国道を進む。
 信号停止のタイミングで彼と少しずつ話をした。内容は富良野へ行く経路をどうするのかという内容で、予定では芦別経由で行くことにしているらしい。芦別の辺りの傾斜度合いを気にしていたが、若い彼のことだから全然問題ない筈と答えておいた。
 今日は出発時は少し肌寒い気温だったので、私は上下ウインドブレーカを着て走り出しているが、日が差してきて気温が上がってきたようで、現在はウインドブレーカを着ていると暑く、中に着ているTシャツは汗でかなり濡れているような感じだ。どこかで停車してウインドブレーカを脱ぎたいと走りながら考えていた。

 直線道路日本一の中間地点の看板がある奈井江の道の駅に到着した。ここでも2人してデジカメを構えて記念撮影。
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 さて、先程走りながら考えていた通り、この辺りでウインドブレーカを脱ぐのと少し休憩を取りたいのとで、奈井江の道の駅に立ち寄ることにする。そのことを同行のチャリダーに伝えたところ、てっきり私と同様に休憩するものと私は勝手に予想していたが、彼は先を急ぎたいので、道の駅には立ち寄らずこのまま行くと言ってきた。折角の楽しい道中が終わってしまうのは残念だったが、無理に引き止める理由もないので、彼とはここでお別れということになる。
 別れ際、彼はサイドバッグから油性マジックペンを取り出して私に手渡し、「出会った記念にしたいのでここにサインを頂けますか」と。彼が指差したサイドバッグをよく見ると、マジックペンで色々な地名と名前が書かれているのが見えた。なるほどこれは面白い趣向だねと納得し、私は「札幌のxxxx(フルネーム)です」と言って同じ内容をサイドバッグに書き込んだ。
 直線道路日本一の終点が滝川に入ってすぐの芦別方面へ曲がる直前にあることを伝えた後、彼は大きく手を振って北へと遠ざかっていった。こうやって、色々な出会いや別れがあるのも自転車やオートバイなどの二輪ツーリングの醍醐味だが、別れはいつも寂しいものだ。

 滝川に入り、直線道路日本一の終点の看板の前に着いた。彼は無事にここを見つけられただろうか?
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 滝川、江部乙と抜けて、現在は深川の道の駅手前である。時間的に滝川の辺りで昼食をとるのがベストだったが、今回は少しだけ昼食を我慢して、深川の道の駅でと考えている。青看板が示すとおり旭川までの残りの距離は36kmとなっている、自転車で大体2時間くらいの距離だ。
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 深川の道の駅に到着した。先程この道の駅で昼食を取ることに決めていると書いたがそれは、深川の道の駅の名称"ライスランドふかがわ"が示すとおり、ここの米はすごく美味しいと、会社の後輩Sの薦めがあったからだ。
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 道の駅の2階にあるレストランへと行き、今日の日替わりランチになっていたホッキ釜飯を注文した。
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 私はあいにく米の食べ比べができる程の舌を持ち合わせていないが、ここの米が美味しいことだけは保障する、腹が減っていたことも相まってここでの昼食は猛烈に美味しいのだった。

 今回の目的のひとつ"旭川サイクリングロード"(公式サイトはこちら)へ入る。国道12号から少しそれた場所にその入口があり、少し分かりづらいので以下のGoogleマップを参考にしてもらいたい。
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 旭川サイクリングロードは最初は石狩川の支流沿いの道を進むようだ。
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 少し進むとトンネルが出現。
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 トンネルの中はこんなに真っ暗。フロントのライトを点灯させて走る。
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 トンネルを抜けると神居古潭駅に到着。その神居古潭駅の概要は次の通り、「1969年函館本線の線形改良によって廃止され、現在は旧線跡がサイクリングロードとなり、駅舎も復元されて休憩所として利用されている。旧駅舎は旭川市指定の有形文化財(建造物)でもある」(以上wikipediaより抜粋)。
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 ここにもその使命を終えた蒸気機関車が展示されているようだ。
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 神居古潭駅とその神居古潭駅を出発して旭川方面へ向かった後、何組かの親子連れの姿が散見された。旭川から神居古潭は往復40km弱、時速10km/hくらいのゆっくり走行で半日くらいと親子連れのサイクリングには、きっとちょうど良いのだろう。

 石狩川の右岸(北側)を旭川方面へ進む。対岸には国道12号線が見える。そういえば前回対岸からこの旭川サイクリングロードを見て悔しい思いをしたものだったが、そのリベンジはこれで達成されたことになる。
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 少し進むとまたトンネルが見えてきた。左側に自転車向けの前照灯点灯の注意標識、こんな標識もあるんだなぁと思った。標識に従い、ハンドルバーに付けてあるLEDのフラッシュライトを点灯させるが、これだけ暗いトンネルだと私の今使っている安いLEDのフラッシュライトでは明るさが足りず怖い。今日ばかりは明るいと評判のL2Dあたりが欲しくなった。
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 石狩川沿いの道を進む。直前に雨が降った影響で今日はあいにく川の水が濁っているが、wikipediaに掲載されている写真を見た感じだといつもはもっと綺麗なのだろう。そういえばサイクリング仲間のNはこういった川辺の道が好きだと言っていたので、雰囲気の良いこの道はきっと気に入るに違いない。
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 旭川サイクリングロードは、石狩川沿いに旭川市内へと入りまだまだ進めそうな感じだったが、今回は以下の地図の旭西橋までとし、ここからは今日の宿泊先の"カムイの杜公園キャンプ場"へ向かうことにする。


 旭川市中心部からカムイの杜公園へ行くには丘になった以下の場所を越えていく必要があるようで、短い距離だったがここは少し難所だった。


 今日の宿泊地"カムイの杜公園キャンプ場"に到着した。こんなに綺麗な芝生のキャンプ場が無料で利用できるとは旭川市は実に太っ腹だ。
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 テントも張り終わったことだし次は風呂だ。今回は旭川高砂温泉へ入浴しに行く。(公式サイトはこちら
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 公式サイトに説明書きがある通り、この高砂温泉の大浴場は施設名に"温泉"の文字が含まれてはいるが、実は温泉ではないということらしい。家族風呂と特別室にのみ天然温泉があるとか。まあその件に触れるのはこのくらいにするとして、この高砂温泉の魅力は圧倒的な湯船の数になる。"お風呂のデパート"を自称するその湯船の数は実際正確に数えたわけではないが、露天風呂だけでも3つ、内風呂、サウナも含めた合計で20くらいはあっただろうか?そして色とりどりにライトアップされて楽しい風呂だった。

 入浴後は、今回のふたつめの目的"旭川ラーメン"。今回おじゃましたのはキャンプ場のすぐそば(と言うか今回のキャンプ場選定は、このらーめん富蔵に来るために決めたようなものだ)にある"らーめん富蔵"(公式サイトはこちら)。
 私は普段は味噌ラーメン派の人間だが、旭川ラーメンならばと、ここはしょうゆ味に。
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 夕食を済ませキャンプ場へと戻ってきたが、良く考えたら明日の朝食を買ってくるのを忘れていたことに気付いた。キャンプ場の近くにコンビニは無さそうで、わざわざ探しに行くのも面倒なので、明日はキャンプ場を出発してからコンビニを見つけ、そこで朝食を取ることに決めて、今日はこのままテントに帰ってしまうことにした。


■2010/5/22(土) 曇りのち晴れ
 走行距離: 149.38km
 ルート: 自宅~国道12号~深川~旭川サイクリングロード~旭川

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この記事へのコメント

2010年12月23日 22:30
「そっかぁ~、旭川って一日で行けるんだぁ~」と読んでたら、「走行距離: 149.38km」・・・。
追い風じゃないと、私にはキツイなぁ~。
テントを積んで往復しちゃうとは、流石です。
2010年12月28日 22:30
 今回は、旭川サイクリングロードを通ったのと、キャンプ場までの移動と温泉の往復で20kmくらい距離が増えたりしていますが、私の家から旭川駅までの最短ルートでの距離は130kmくらいですね。
 札幌~旭川はほぼ全域平坦なので想いのほか疲れないですし、旭川周辺では一般道道深川砂川自転車道線(石狩川自転車道)、そして今回私が走った石狩川サイクリングロード(あと頑張れば旭川層雲峡自転車道も)と大きなサイクリングロードを走ることができ、走り応えはなかなかのものです。そのうち機会があれば一緒に走ってみたいです。

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