追分(1)

 さて今週末はどこに行こうか?先週末は札幌から南東方向の厚真へ行ったので、今回は北東方面なんか良いかも?・・とそんな感じで今回はいつものように細かくスケジュール立てや目的地決めをせずに、少し行き当たりばったりな感じで行く方向を選定して出発することにした。
(タイトルを見て突っ込みを入れたいとは思うが、ここはスルーで)

 札幌から北東方面と言っても選択肢は豊富だが、片道115kmの富良野、135kmの旭川という行きも帰りも100km越えになる場所は、土日だけの休みだと流石にちょっと遠い。月曜日からの出勤に疲れを残さないように、日曜日は100km以下の軽めの距離にしておきたい。それでいてなるべく未走行の道を走り、利用したことのないキャンプ場に宿泊したい。そんな条件で考えてみると、候補になる目的地は"上砂川奥沢キャンプ場"、"ファミリーランドみかさ遊園"のあたりになるだろう。
 あとは何となく気分で、"ファミリーランドみかさ遊園"に行くことに決めた。岩見沢から桂沢湖への道は以前走っているので、今回は新夕張を経由し未走行の国道452号線を走っていくことにしよう。帰り道を岩見沢経由にすれば60kmくらいと日曜日の走行距離を軽めにするという条件もクリアだ。

 自宅を出発してまず決めなければいけないのは、新夕張までのルートだ。新夕張~桂沢湖間は未走行の国道452号線で決定しているが新夕張まではまだ決まっていない。
 国道274号と道道3号は既に何度か走っているので却下。そういえば先週末走り損なったハイジ牧場前の道道1008号がまだだ、今週末走ってしまうのもありかもしれない!と思ったが、途中まで先週末のルートと似通った感じになるので余り面白くないような気がするのでこれも却下かな。・・<中略>・・ そんな脳内会議の末に決まった走行ルートは以下のような感じになった。
【2009.08.29~08.30 予定ルート】

より大きな地図で 札幌~新夕張~桂沢湖~札幌 を表示

 国道36号を何故か南下し、島松駅そばの道道600号を何故か経由し、道東自動車道下の道を東へと進み新夕張まで行くというヘンテコリンなルートが頭の中で出来上がってしまった。
 国道274号経由で新夕張へ行くルートだと1日目の走行距離は110kmだが、このルートだと130km弱と、20km程寄り道することになる。車で走る場合には絶対に選択しないルートだろうが、まあ自転車の場合、そういった寄り道や遠回りは全然ありだろう、と私は思う。

 上記ルートに従い国道36号線を南下し、恵庭バイパスに入ってすぐに島松駅方面へと向かう道へ入った。家を出発したのがいつもよりも遅かったのと、上記のルート決めのため途中で自転車を停めて地図と睨めっこしていた時間があったのとで、若干時間が押してはいるがここまでは順調だ。

 島松駅へ向かう道は路肩が広くなかなか走りやすい道で悪くは無い。そんなことを思いながら道を進んでいくと、右折が島松大通と書かれた青看板が見えた。この交差点で少し止まって右折する道の先を見ると、線路をアンダーパスで越えていくようなのでこの道が道道600号へ続く道なのだろう。私はこの交差点を右折し、JRの線路を越え、道道600号と思しき道を進んで行った。
 道は徐々に市街地を離れ、気が付くと田畑が広がる田舎道に変わっていた。道道600号は千歳川の手前で突き当たりを右折し、すぐに左折して橋を渡る筈なので、暫くは道なりに真っ直ぐ進むだけ。
 大分真っ直ぐ進んだところで、十字路手前に直進が"北島"、左折が"広島"、右折が"林田"と全て聞き覚えの無い地名ばかりの案内標識があった。何か人の苗字のような地名だと思ってしまった。左手の広島は、北広島と何か関連する地名なのだろうか、何となく北広島市に似た建物が割と近くに見える? それにしても直進が北島?・・う~ん、まあいいか。
 十字路の交差点を直進方向の"北島"方面へと進むと、道はすぐに川の前で突き当たりになった。この突き当たりはT字路になっており、右折も左折も川沿いの砂利道。地図の通りならここを右折して直ぐに左折し橋を渡る筈だが、どう見渡しても右側に橋は見えない。何かおかしい、漠然とだがそんな気がした。
 今度は左手を見渡してみた、すると遠くに橋のようなものが見えるようだ。右に橋が無いのなら今は左へ行くしかないので、ここを左折し橋を目指すことにした。幅28mmの細いタイヤでキャンプ道具を積んだ自転車では砂利道は走りにくい、それでも100m程は頑張って走っていたが時速8~9km/h程しか出ず、それならパンクの心配もあるので押して歩いた方が無難だろうと自転車を降りて押して進むことにした。

 川沿いの砂利道を自転車を押して進む。暫く行くと、川が枝分かれ(正確に言うと別の川が合流)する場所になってしまい、中洲側の現在地からは目指していた橋へは行けない状態になってしまった。枝分かれした川の先にも別の橋が見える。さてここで私は、来た道を引き返すか、枝分かれした川沿いの砂利道を進み続けるかの二択のどちらかを選択する必要があるが、ここまで砂利道を30分以上は進んできたと思うので、さすがに戻るのは惜しい気がして、左手の新たな橋を渡ることにした。・・先程思った「何かおかしい」という感覚は、もうこのあたりで既に確信に変わっていた。

 枝分かれした川沿いの砂利道を更に500m程進むと、先程新たに発見した橋へとたどり着いた。橋の上は勿論、その橋の延長線上の道も勿論舗装道路だ。やっと砂利道から解放されたのをまず喜んだ後、ここで休憩と、現在地確認をするため自転車を止めることにした。

 どうにも見覚えのある橋、そして渡る川は島松川。橋を渡った先には、先ほど田んぼ道を進んでいた時にも見た「北広島市に似た建物」。いやいや・・どう見ても北広島ではないか?!・・と今頃になってはっきりとわかった。島松川を渡る橋の上で、これほど北広島市の建物がはっきり見える場所となれば、北広島の真東にある橋に間違いないだろう。そう思って辺りを見回すとはっきり見覚えのある景色であることがわかった。

 一体どこで道を間違えてこんな明後日の方向に来てしまったのだろうかと、地図を見て通ったであろう道を予想してみる。
 島松駅近くで右折した島松大通、これだ!道道600号へ続く道の1本手前を右折すると、JRを曲線を描きつつ越えて行く道があり、この道を進むと進行方向が道道600号とは90度左へずれてしまい、北東の北広島方面へと行ってしまう。この道なら今いる現在地も納得、この道を進んだのでほぼ間違いないだろう。

 さてさて、進路を間違えたり、砂利道を進んだりで随分と時間をロスしてしまった訳だがどうしたものか。この遅れでも桂沢湖へたどりつけるのか少し不安になってきた。新夕張から桂沢湖へ至る道は予想する感じでは山道なので、キャンプ場のチェックインには間に合うのだろうか?時間のこともあるが、荷物満載の自転車を押しながら砂利道を進むという行為は予想以上に体に負荷を掛けており、現時点でかなり疲れ果てていることもあるし、もう桂沢湖は諦めてもう少し近い場所に目的地を変更してしまうのはどうか?今日は元々行き当たりばったりで行こうと決めていたのでもうそういうことで良いんじゃないか?・・・うん、そうしよう!とあっさり結論が出た。
 ではどこに行こうか?もう疲れ果ててしまっているのですぐにでも横になって眠りたい気分なので、千歳あたりでも良いか?いやいやそれだと近すぎるし、走行履歴の面でも面白くない。・・とまた<中略>な脳内会議の末、当初の予定ルートを通りつつも、走行距離を縮め、追分にある"安平町鹿公園キャンプ場"へ行くことに決定した。新目的地まではここから約35km、これなら残りの体力でも行けるだろう。

 高速道路下の道は、平坦で且つ空いていて実に快適。国道337号を越えた後の追分までの道は若干アップダウンのある道だった。それらを越えて今日の目的地追分へ到着。2枚目の写真正面に移っている建物の中にあったレストランでトンカツ定食を食べた。ここのトンカツは名産の豚を使っているらしく凄く美味かった。
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 昼食後は今日の宿泊地の鹿公園へ移動。早々にテントを張った。
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 今日の走行ルートは結局、以下になった。迷った場所も記そうとしたが、川のすぐ脇の砂利道はGoogleマップに載っていなかったのでその最寄の道に線をひいてある。まあ私はもう間違えることはないだろうが、この記事を見た人は私と同じ鉄を踏まないように、島松駅手前の島松大通を通る時は気を付けよう!ということだ。
【2009.08.29 実走ルート】


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この記事へのコメント

2010年10月11日 23:38
そだねぇ。
コンパスなしで走ってると、よくあるよねぇ。→迷子

先週金曜、コンパスあるのに、会社帰りに迷って、清田区へ・・・。
2時間掛かって帰ったよ。
往路は50分しか掛からないのに。。。(^^;

適当に未知の裏道をさすらうと、とんでもないところに行くことあるよね。特に、夜道は・・・。
FUJI 08 Absolute3.0乗り
2010年10月12日 22:36
まさにコンパス!
コンパスの導入を本気で検討し始めた事件でしたね、この日の話は。。

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    Excerpt:  4月に入って札幌近郊にもようやく春が到来した。  去年は札幌市内の道が根雪になるのが12月末頃といつもよりも遅かったので、シーズンオフ期間は3ヶ月ちょっととそれ程長くはなかった。が、それでも自転車.. Weblog: 北海道自転車旅行記/ポタリング記 racked: 2010-11-14 17:18